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都知事選5位の安野たかひろが、2025年参院選比例代表で出馬。新党「チームみらい」が目指すこととは

2025/7/19

この記事は、2025年5月9日(金)に安野たかひろの公式YouTubeチャンネルで公開した以下の動画の全文書き起こしとなります。

こんにちは、安野たかひろです。
この度、新党「チームみらい」を立ち上げました。私は「チームみらい」の党首として、この夏に行われる参院選の比例から出馬をいたします。

去年夏の都知事選と同様に、地盤も看板も鞄もない、組織票もなければ政党の後ろ盾も全くない、大変厳しい戦いになると思ってます。私は今34歳ですが、30代の人が政党をゼロから立ち上げられた例は、戦後の日本の歴史でまだ一度も起きていないことです。ただ、私は勝機はあると思っています。

今日は私が新党「チームみらい」を立ち上げるにあたって考えていることをお話しします。

今が世界から取り残されるかどうかの分かれ道

まず申し上げたいのが、今の日本がどういう状況にあるのかについてです。私は今が分岐点なのではと思っています。どういうことかというと、日本が今後取り残されていくのか、それとも世界をリードする国になるのかの分かれ道に我々は立っている。

まずデータを見ていくと、日本は先進国の中で唯一、この20年にわたって平均年収が全く増えていないんです。さらに、皆さん実感されてる通り、手取りは少なくなっている。実質GDPもほとんど成長していません。子供の数も少なくなってきて、2024年の統計だと年間に72万人しか生まれていない。

しかも高齢化はどんどん進んでいて、人口全員の中で働く人の割合も減っています。
産業をみても、世界的にはこの20年間はインターネット企業が続々と世界に出て大きくなっていた、そういう20年だったと思うんですけれども、日本からGoogleとかAmazonとかFacebookのようなテクノロジーを使った大きな企業は生まれなかった。なのでデジタル赤字、いわゆる貿易赤字のうちデジタルの部分は拡大の一途を辿っています。まさに日本はこのまま行くと本当に世界から取り残される、そういう状況にあると思ってます。

ですが、日本は本当にお先真っ暗なのかというと、私はそうではないと思うんです。むしろここは、日本のチャンスにもなるんじゃないかと思っています。日本の教育水準は世界で見てもはるかに高く、治安も良く、投資の余力もまだまだあります。これらの力をいい方向にうまく使うことができれば、状況を変えられ得る。つまり本当に今が分かれ道で、このどっちかに進める、どっちも選べる状態にある、私はそういう風に見ています。

いまの政治は未来を作ろうとしているか?

一方、今の政治で何が話されているのかを見ると、これは私もすごく違和感を持っているのが、再分配の話ばかりということです。どうやって成長して、どういう風な未来を描いていくかの議論は全く不足していると思ってます。もちろんここで誤解していただきたくないのは、再分配というのは非常に重要な話なんです。我々の富をどういう風に分け合うのかはもちろん重要ですけれども、日本が長期でどういう風に成長していくのかという戦略が描けていないのは、大問題だと思います。

国の成長がなければ、つまりパイがどんどん大きくなっていかないと、再分配を100点でやってもジリ貧なんですよね。なのでこのままでは、真綿で首を絞められるがごとく、状況が悪化し続けるわけです。減税や一時給付に意味がないとは申しませんが、一時しのぎのカンフル剤なんですよね。進行していく物価高であるとか、インフレには根本的な解決策にはならないと思ってます。本当の意味で私たちの暮らしを豊かにして、国として持続的な成長をできるような構造を作らないといけない。その構造を作るためには、我々は適切にリスクを取って、成長のための挑戦をしていかないといけないと思ってます。

日本が成長するために必要なこと

じゃあ私たちはどうすればいのか?これは歴史の中にヒントがあると考えます。

1950年代から80年代にかけて、日本は史上稀に見る高度経済成長を成し遂げたわけですよね。戦後焼け野原だったところから、たった40年で一人当たりGDP世界一まで登り詰めることができたんです。この時に何が起きていたのかをよく見ると、テクノロジーを活用した様々なイノベーションが日本から起きていたんです。

カラーテレビ、新幹線、電気炊飯器、クーラー、軽自動車、スーパーカブ、自動販売機、自動改札機みたいな様々なイノベーションが起きていて、これはすごく起業家精神、起業家がどんどん新しいイノベーティブな製品を出して経済を牽引していました。で、この時にソニーとかトヨタとか任天堂とか、そういう偉大な企業が誕生したり成長したりして、新しい製品が私たちの生活を豊かにしてくれた。これが起きていたと思います。

天然資源もないし、人口の増加もないような日本が経済的成長を生み出せるとすれば、やっぱりその糸口はこういうところにあるんです。テクノロジーであり、イノベーションであり、クリエイティビティです。そしてこれらを着実に起こしていくためには、イノベーションを着実に起こしていく、クリエイティビティを着実に発揮していく、このためには教育であるとか科学技術であるとか、それを生み出すためのインフラ設備に惜しみない投資を行わなければならないと考えます。

テクノロジーは人類の選択肢を着実に増やしてきた

ひるがえって考えてみると、テクノロジーは人類の選択肢を着実に増やしてきた味方だと思っています。テクノロジーは私たち一人一人の選択肢を持続的に増やし続けてきました。

例えば最初のテクノロジーって何だと思いますか?それは火だと言われてます。火は食品の加熱を可能にしました。そうすることによって栄養価を維持することや、長期の保存ができるようになりしました。また眼鏡というテクノロジーは目の不自由な方、視力の悪い方、そういった人でも物を見えやすくすることができるようになってます。車椅子も、足の不自由な方でも移動ができるようにしてくれている。

こういうように、火とか眼鏡とか、電卓もそうだしAIもそうだと思いますが、テクノロジーを使うことは私たちの選択肢を増やしてくれるわけです。その結果として暮らしが豊かになって、一人一人の意思をより尊重できるような社会が作れていくと思ってます。

また個人で見たときにもそうですが、テクノロジーは人類全体が抱えているマクロの課題解決に対しても非常に有効です。例えば気候変動やそれに伴う食料問題、エネルギー問題、増大するパンデミックリスク、私たちの世界は地球レベルでたくさんの課題を抱えています。これらの課題を解決しつつ経済成長を両立する、その経済を成長させながらこういった地球レベルの課題を解決するのを両立させるには、科学技術の発展が必要不可欠です。

私たちの「チームみらい」は、科学技術の発展を押し進めて、技術を良い方向に使う、技術ってのは両方の方向に使えるわけですが、技術を良い方向に使うことで、誰も取り残さない未来、これを作りたいと考えております。

AIは日本にとってチャンスでもある

数あるテクノロジーの中でも特に目覚ましいのはAIの発展だと思います。AIの能力は今指数関数的に上昇していて、これ2つ覚えておいていただきたいんですが、1つはAIの仕事能力は7ヶ月ごとに2倍になっていってます。なので7ヶ月で2倍、14ヶ月で4倍、21ヶ月で8倍という風に指数関数的にAIの能力が増加している。一方で、1年間でコストが約10分の1になり続けるっていうのがあるんです。なので、2年経つと今のレベルのAIは100分の1のコストで使えるようになっている。こういうトレンドが今観測されてます。指数関数的な、倍々ゲームで変わっていくようなトレンドです。

実際に最新のAIのモデルのIQを見てみると、昨年2024年の5月は、最新の一番いいAIと言われているもののIQが96だったんです。2025年の4月・5月で見ると、今、ChatGPTのO3が136って言われてますので、この1年だけで見ても96から136に伸びている。しかもこれが指数関数的に伸びるんじゃないかというトレンドが観測されています。これくらい賢いと、今のAIに東京大学の入試問題や医師試験の問題などを解かせると合格ラインに達するようになってきたんです。

このトレンドでAIの能力が高まっていくと、ざっくり計算すると2030年頃には人間が1ヶ月くらいかけて行う仕事であっても、AIがこなせる可能性っていうのがあるようになる。これ将来どうなるかまだ分からないです。分からないんですが、そうなる可能性は普通に私はあると思ってます。こういう状況下では、本当にいろんなことが変わると思います。1ヶ月人間が頑張ってやらなくちゃいけなかったことが、AIにパッとできるようになると、経済的にもそうですし、産業、教育、行政、科学、あらゆる領域が高速に変化する。で、この高速に変化するばかりかですよ、そのAIに関連する市場の大きさが急速に拡大するばかりか、社会を形成している様々なシステムは、大きく構造を変えないといけなくなってくると思います。

で、この環境の変化に即座に対応できるようしないといけないわけです。で、これ見方を変えると、日本にとってはチャンスでもあると思います。新しい技術が現れると、その時代の勝者と敗者が入れ替わりやすいタイミングなんです。

インターネットの登場、あるいはスマートフォンの誕生っていう、この20〜30年で言うと2回くらい、その誕生では日本って両方負けてしまったわけですよね。遅れを取ってしまった。けれども、AIっていう新しい第三の大きな変化、これまだレースが始まったばっかりです。正確に言うと、AIを作るレースは米中に大きく遅れを取っていますが、AIを使いこなすレースはまだ始まったばかりなので、私はまだ日本にはチャンスが残っていると思います。

これは私の好きな話なんですが、トヨタが最初の自動車を完成させたのはいつだと思いますか?1935年です。1935年は、T型フォード、一番最初の量産型の車が発売されてから実に27年も後なんです。当時の1935年の常識では、「今更日本企業が参入しても世界の自動車メーカーには絶対に勝てない」って言われてたんですよ。結果トヨタが参入してどうなったのかは皆さんがよくご存知の通りです。もう世界一の自動車メーカーになっている。なので、もう遅いという声に負けずに、冷静にチャンスがあるところを見極めてしっかりチャレンジをしていかないといけません。

未来をつくるための3ステップの提案

何が起こるか分からない、予測困難なこの時代に必要なのは、成長戦略と柔軟に変化できるような社会システム作りです。「チームみらい」は変化に対応できるような、しなやかな、そういう社会を目指したいと思ってます。そして私たちはAI時代にあったふさわしい成長戦略を掲げて、科学技術の投資であるとか、新産業の育成であるとか、文化の振興であるとか、そういったものを進めて、明るい未来を信じられるような、そういう日本を目指したいです。

具体的に「チームみらい」がどういうステップでそれを目指すかについて、3つお話します。

ステップ1:ITやAIを当たり前に活用した即効性のある施策の実施

まず第一に、ITであるとかAIを当たり前に活用した、すぐ効く施策、即効性のある施策をやるべきだと思います。教育であるとか、経済であるとか、行政であるとか、そういった分野では意思決定を伴えばすぐに実行することができる、かつ即効性が高い打ち手がかなりたくさんあるんじゃないかと思います。

残念ながら日本では、デジタルリテラシーが今現状他の先進国と比べると遅れてる部分が多いです。なんですが、遅れてるがゆえに、世の中の当たり前を実行していくだけで、すぐ成果が出るような伸びしろもまだまだたくさんあると思ってます。まずこの当たり前の「ITを使っていきましょう」「デジタルトランスフォーメーションしていきましょう」っていうことをやるだけで、短期的な効率化、長期的な余力を生み出すことができると思います。

ステップ2:変化に対応できる、しなやかな仕組みづくり

第二ステップは、変化に対応できるしなやかな仕組み作りです。これは先ほどまでも申しているように、本当にいろんなことが世界で変わってきてます。例えばアメリカの政権交代もありますし、世界の各地で起きてる紛争などもあります。AIの劇的な性能向上ももちろんあります。こういった不確実性の高い場面で変化に対応できるような、こうレジリエンス=回復力であるとか、アジリティ=すぐ動ける力、そういったものが非常に重要になってきてます。かつて考えられなかったような政策も実はテクノロジーの力を使うことで、システムを賢くする、知能化することで、実現可能な政策はどんどん出てきてると思います。

今の税制とか教育とか医療制度は、政治が細かいことまで見れなかった中で、なんとかやっていこうとしていた仕組みなわけですけれども、AIをここで使う、あるいは色々なシステムをよりデジタルで繋ぐことによって、よりきめ細かく現実の複雑な事情に照らし合わせた高度な判断を行えるようになると思っています。詳細は今後マニフェストとしていきますが、例えば教育で言うと、今は年齢というたった一つの変数によって学生が学ばなくちゃいけないことが決められてます。
「あなたは小学3年生だからこれを学んでくださいね」「あなたは中学2年生だからこれを学んでくださいね」という風にたった1つの変数で大体カリキュラムは決まっちゃうわけですけれども、これは本当は個人の特性であるとか本人の思考性に応じて一人一人違うものが提供できた方がいいはずです。

これと同じように、年齢だけで決める、所得だけで決める、扶養があるかないかだけで決めるっていう、If文の条件分岐の集合体として現れてるルールは、やっぱり現実の複雑さを捨象しているわけですよね。なので複雑な現実をうまくすくい取れるような知能化したシステムが、今後社会においては必要になるんじゃないかと思ってます。

またブロードリスニングの技術、これ私もいろんなところで申し上げてますけれども、一人の言うことをたくさんの人に伝えるのではなくて、たくさんの人が言ってることをうまく集約して一人の頭の中に入れられるようなブロードリスニングの技術を使って、継続的に解像度高く国民の意見を拾い続ける、アイデアを拾い続けることができれば、変化が激しい社会であっても、国民の意見をうまく柔軟に反映することができるようになると思ってます。

こういった形でテクノロジーをうまく使う、知能化するシステムをうまく使いながら、変化が激しいような社会に対応できるようにしようよ、これが私の提案の二つ目です。

ステップ3:長期の成長に大胆に投資

第三に、長期の成長に大胆に投資することです。具体的には子育て支援や教育などの人づくりがあげられます。やはり人のために投資する、未来を担う世代のために投資するのは、未来を作ることと同じ意味だと思いますので、ここには大胆に投資をしていくべきだと思ってますし、その外にも私は新産業を創出すること、新しいビジネス、新しい産業をどんどん生んでいく、ここにも力を割くべきだと思います。

加えて、科学技術の研究です。基礎研究は長期で本当に国の力、国力を左右していくものなので、科学技術研究にはしっかりと投資していくべきだと思います。

三つ目にエネルギーです。エネルギーが不足すると産業にも教育にも科学技術研究にも悪影響が出ますので、エネルギーが足りるようにする、不足しないようにするっていうことは非常に重要かと思います。

四つ目が文化振興です。やはり文化っていうのは我々が尊厳を持って、生きがいを持つために欠かせないものだと思います。AIが人間の知性を超えた後も人間社会っていうものを尊厳を持って保っていくためには、ここの文化振興には積極的に投資をしなくてはいけない、そう思ってます。

マニフェストは、皆さんの知恵を集めながら磨いていきます

今まで「チームみらい」が持っている考え方についてお話をしてきました。まずIT、AIを使って当たり前のことをちゃんとやって、即効性のあることをやろう、それが1個目。2つ目が、変化に対応できるしなやかな社会システムを作っていこう。3つ目が長期の成長、ここに大胆に投資しよう。この3つです。

これを元にしたマニフェストのバージョン0.1は5月15日に公開する予定です。都知事選でも行いましたが、「チームみらい」のマニフェストは皆さんの声によってどんどんアップデートをしていきたいと思います。オンラインの議論であるとか、これから行う予定の対面でのミートアップ、政策のためのミートアップや専門家へのインタビューを重ねながら、より明るい未来につながるような政策を模索していきたいと思います。知恵を集めてみんなで政策を作るというのはどういうことか、それを体現した試みを行っていきます。ぜひマニフェストを磨くことに皆さんのご協力をいただければ幸いです。

長くなっちゃいましたが、今日は私、安野たかひろが、今の日本の課題と、それを3ステップでどんどん解決していくんだ、という考えについてお話ししました。ある意味マニフェストの最初の最初のビジョンみたいなものです。

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この記事は、2025年5月9日(金)に安野たかひろの公式YouTubeチャンネルで公開した以下の動画の全文書き起こしとなります。


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著者

安野 たかひろ

安野 たかひろ

選挙 第27回参議院議員選挙 2025年 (2025/07/20)
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比例代表 チームみらい [当選]

肩書 AIエンジニア、起業家、作家
党派・会派 チームみらい
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