2026/8/2
こんにちは、神戸市北区選出の兵庫県議会議員、大塚公彦です。
高齢化が進むなかで、私たちの暮らしを支える新しいかたちの取り組みが、神戸で始まろうとしています。
● 神戸大キャンパス内に高齢者住宅 全国でも珍しい複合施設
神戸新聞の報道によりますと、神戸大学と学研グループが、神戸大名谷キャンパス(神戸市須磨区)に高齢者住宅を整備する計画を進めています。認知症高齢者グループホームやサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)のほか、大学の研究室や講義室、学生マンションなども入る複合施設で、健康長寿や認知症予防の研究、最先端技術を採り入れたケアモデルの開発に取り組むとされています。大学キャンパス内に高齢者住宅を整備するのは全国的にも珍しく、来年(2027年)9月の開業を予定しています。
「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」とは、安否確認や生活相談などのサービスが受けられる、高齢者が安心して暮らすための住まいです。今回の施設は昨年(2025年)11月に神戸大と学研ホールディングスのグループ会社・学研ココファン(東京都)が基本協定を締結したもので、キャンパス南西部の遊休地に、地上5階建て・延べ約6400平方メートルの建物を整備する計画です。1階に認知症高齢者グループホーム(18室)や研究室、体操などに使えるオープンスペースを、2〜5階にサ高住(計100室)を、5階には学生向け賃貸住宅(20室)を設ける予定です。
● 北区の暮らしにとっての意味
名谷キャンパスには医学部保健学科や大学院の医学系研究科があり、医学や看護、公衆衛生などの専門家が数多くそろっています。この住まいでは、入所者の健康データを丁寧に確認しながら、食事や睡眠、運動の効果を検証し、認知症ケアやフレイル(心身の活力が低下した状態)の予防研究に取り組むとのことです。転倒を防ぐ見守りの仕組みなど、最先端の技術を使ったケアも目指すといいます。
こうした研究の成果は、いずれ神戸市内の高齢者施設や在宅介護の現場にも生かされていくことが期待されます。里山を抱え、高齢化も進む北区にとっても、認知症予防や健康長寿の知見が身近な支援につながっていくことは、大切な意味を持ちます。神戸大大学院医学系研究科の石田達郎副研究科長は「高齢者と学生が共に暮らし、学び、交流する地域拠点にしていきたい」と話しています。世代を超えて支え合う、あたたかな拠点となることを楽しみに見守りたいと思います。
(出典:神戸新聞NEXT 2026年7月31日/記者・長谷部崇) https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202607/0020625412.shtml
兵庫県議会議員 神戸市北区 大塚公彦
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