2026/6/27
こんにちは、神戸市北区選出の兵庫県議会議員、大塚公彦です。
最近、「ナフサショック」という言葉を耳にされた方もいらっしゃるかもしれません。聞き慣れない言葉ですが、実は私たちの暮らしに深く関わる問題です。今回は、中東情勢の緊迫化に伴う石油製品の供給不安についてお伝えします。
● ナフサとは何か、なぜ暮らしに影響するのか
ナフサとは、原油を精製して得られる石油化学製品の原料です。ここから作られるものは実に幅広く、ガソリンはもちろん、レジ袋やラップの素材となるポリエチレン、ストローや医療機器に使われるポリプロピレン、家電製品のABS樹脂、タイヤの合成ゴム、食品トレーのポリスチレン、さらには塗料やシンナーの原料となるベンゼンやキシレンなど、日常生活のあらゆる場面に関わっています。
米国とイスラエルによるイラン攻撃で中東情勢が緊迫し、ホルムズ海峡が事実上封鎖される事態となったことで、このナフサの供給に大きな不安が生じています。日本ではナフサの44.6%を輸入に頼っており、海峡を通過する分の輸送が困難になると、日本全体のナフサ入手量は通常時の約2割にまで落ち込むとされています。
● 暮らしへの影響と今後の見通し
5月の党首討論では、首相がナフサは「足りているはず」と発言しましたが、実際には壁紙に使うシンナーやクリーニング用の溶剤など、ナフサ由来の製品で不足や価格高騰の声が相次いでいます。
米国とイランが戦闘終結の覚書に合意したものの、海峡の安全確保や物流の正常化にはまだ時間がかかる見通しです。6月16日の会見では、公明党の竹谷とし子氏が国民生活への影響を懸念し、中小企業の資金繰り支援など暮らしを支える対応を強く求めました。
私、大塚公彦としても、こうした国際情勢の変化が地域の家計や中小企業にどのような影響を及ぼすのか、しっかりと注視していく必要があると考えています。食品包装や家電部品、日用品の価格動向など、暮らしに直結する情報をできる限り分かりやすくお届けしてまいります。
(出典:公明新聞)
兵庫県議会議員 神戸市北区 大塚公彦
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