2026/6/27
こんにちは、神戸市北区選出の兵庫県議会議員、大塚公彦です。
選挙の仕組みは、私たちの声をどのように政治に届けるかを決める大切な土台です。今、衆議院の比例代表の定数を大幅に削減する法案が再び提出され、国会で大きな議論が起きています。民主主義のあり方に深く関わるこのテーマについて、お伝えします。
● 比例代表45議席削減の法案とは
自民党・日本維新の会の連立与党が、衆議院議員の定数を削減する法案を提出しました。その内容は、比例代表の議席を45削減するというものです。小選挙区の定数はそのままに、比例代表だけを減らす仕組みとなっています。
この法案は、昨年12月の臨時国会にも提出されましたが、今年1月に衆議院本会議で反対多数により廃案となった経緯があります。にもかかわらず、再び同じ内容で提出されたことに対し、強い懸念の声が上がっています。
選挙制度の見直しについては、1年以上にわたって各党が参加する選挙制度協議会で丁寧に議論が続けられてきました。しかし、今回の法案はその協議の結論を待たずに提出されたものであり、議論の積み重ねが置き去りにされた形です。
● 少数意見の反映と民主主義の原則
比例代表は、小選挙区では議席を得にくい少数政党にも、得票に応じて議席が配分される仕組みです。比例のみを削減すれば、大きな政党に有利に働き、多様な民意が反映されにくくなるという指摘があります。
こうした懸念から、中道など野党5党は衆議院の正副議長に対し、「各党の合意なく一方的に審議を進めるべきではない」と申し入れを行いました。選挙制度という民主主義の根幹に関わる問題は、少数意見を尊重し、幅広い合意のもとで進めることが大原則だという立場です。
私たちの一票がどのように政治に届くのか――この問題は、すべての有権者に関わる大切なテーマです。大塚公彦として、多様な声が政治にしっかり届く仕組みが守られるよう、引き続き国の動きを注視してまいります。
(出典:公明新聞)
兵庫県議会議員 神戸市北区 大塚公彦
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