2024/2/22
上尾市より、2月7日(水)におこなわれた「令和5年度第2回上尾市総合教育会議」の議事録が公開されました。
議題は「令和6年度の事業の展望について」と「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果及びこれを踏まえた緊急対策等について」でした。
令和5年度から、民間スイミングスクールを活用した水泳授業モデル事業を小学校3校、中学校1校で実施しています。
この取り組みに関して、児童生徒、保護者、教員、事業者に対してアンケート調査を行いました。
その結果、天候に左右されない計画的な水泳授業の実施や専門的な水泳指導による泳力向上、教員の負担軽減などが図られ、好評であることが確認されました。
この成功を受けて、来年度はさらに事業を拡充していく予定です。
また、自然学習館の展示室の一部をリニューアルし、「摘田と上尾の歴史・文化」コーナーとして展示内容を改修しました。
この新しい展示内容は、国重要有形民俗文化財である「上尾の摘田・畑作用具」を含む上尾の自然、歴史、文化を紹介しています。
これにより、上尾の歴史と魅力をより広く発信することができると期待されています。
学校施設更新計画についても、新たな時代に適した学びを実現するために、「上尾市学校施設更新計画実施計画」を今年度中に定め、計画的かつ効率的な学校施設の更新を推進していく方針です。
まず、デジタル採点システムの導入を検討しています。これは、紙の答案用紙をデジタル画像化し、デジタル端末を使って採点するシステムであり、スピーディーで正確な評価を可能にし、教員の負担を軽減することが期待されています。
次に、休日部活動の地域移行に向けて、「アッピー部活動コーチ」や「アッピー部活動サポーター」の増員を計画しています。
これにより、部活動の指導や大会への引率などを外部指導者に任せることで、教職員の負担を軽減し、働き方改革を推進します。
さらに、文化芸術に関する地域クラブ活動として、英語クラブ「イングリッシュサロン」の設立を計画しています。
このクラブでは、英語指導助手の支援を受けながら、原則英語のみで活動し、児童生徒が楽しみながら英語に慣れ親しむ環境を提供します。
これにより、英語力の向上だけでなく、国際交流やICT化の推進にも貢献することが期待されています。
最後に、学校の管理運営に関する諸課題に対して、スクールロイヤーの活用を検討しています。
スクールロイヤーによる法的な助言を受けることで、問題の未然防止や早期解決を図り、安心して学校に通える環境を整えていきます。
「デジタル採点システムの導入や部活動地域移行の推進につきまして も教職員の負担軽減につながり、「学校における働き方改革」の推進に 寄与できればよいと思います。 「学校における働き方改革」につきましては、新たな取り組みや現 状はどのような状況でしょうか。」
【回答】(学校教育部)
令和5年11月の時間外在校等時間の状況についてご報告いたします。
小学校では、45時間を超える割合が35.6%、中学校では48.6%となっています。
また、80時間を超える割合は、小学校が0.2%、中学校が6.0%です。
今年度、上尾市立小・中学校の働き方改革推進委員会や懇談会で、代替教職員の未配置・未補充の解消が課題として取り上げられました。
教育委員会では、学校の仕事や教員免許の有効性に関する相談窓口を設置し、これまで20件の相談を受けています。
また、12月23日には臨時的任用教職員説明会を実施し、27名が出席しました。
今後も任用に努め、代替教職員の未配置・未補充による負担を軽減していきます。
児童生徒の問題行動や不登校などの生徒指導上の課題に関する令和4年度の調査結果をお知らせします。
全国的にも増加傾向であり、本市でも同様の状況です。
まず、暴力行為についてですが、令和3年度の発生件数が111件でしたが、令和4年度には280件となり、前年比152%の増加です。
これにはいじめとの関連性も指摘されており、各学校において積極的に認知するよう指導しています。
次に、いじめの認知件数についてです。
令和3年度の認知件数が752件でしたが、令和4年度には839件となり、前年比11.5%の増加です。
特にコロナ禍後の子ども同士の交流増加やいじめ防止対策の理解が進んだことが影響していると考えられます。
これに関しても、積極的な認知と適切な対応を各学校に要請しています。
そして、不登校についてです。
小学校では令和3年度の不登校児童数が87人でしたが、令和4年度には126人となり、前年比44.8%の増加です。
中学校では令和3年度の不登校生徒数が257人でしたが、令和5年度には308人となり、前年比19.8%の増加です。
生活環境の変化や新たな交友関係の築き方の難しさなど、コロナ禍による影響が背景にあります。
今後も、いじめの見逃しゼロを目指し、いじめや不登校の未然防止・早期解決に取り組んでいきます。
いじめ重大事態に対する具体的な取り組みをお伝えします。
まず、以下の2点について詳細に説明いたします。
いじめを考える授業研究協議会の実施
昨年12月12日、上尾市立富士見小学校6年3組にて、小島嘉之教諭による「いじめを考える道徳の授業」が行われました。
この授業では、実際のいじめ事例を題材に取り上げ、生徒たちが議論し合いました。
授業参観・研究協議では、各学校の生徒指導主任も参加し、授業の内容やいじめ防止の取り組みについて意見交換が行われました。
また、指導者として桶川市立桶川西中学校の小野大雄校長が招かれ、いじめ防止に関する具体的な指導や助言が行われました。
上尾市いじめ防止子供サミットの実施
昨年12月26日、上尾市立富士見小学校体育館にて、「上尾市いじめ防止子供サミット」が開催されました。
このサミットには、市内の小中学校から代表児童生徒が参加しました。
サミットでは、いじめ防止に関する動画視聴やグループディスカッションが行われ、いじめの定義や防止策について考える機会が提供されました。
参加した児童生徒たちは、「上尾市いじめ防止子供サミット宣言」を採択し、自らが作成したいじめ防止の標語を発表しました。
また、不登校対策に関しては、以下の取り組みが行われています。
・昨年度3月に上尾市不登校対策基本方針が策定されました。
・今年度は、不登校児童生徒の出欠の取り扱いや民間施設との連携状況についての指導要領の策定が進められています。
議事録や会議資料など詳細については上尾市ホームページをご覧ください
https://www.city.ageo.lg.jp/page/362507.html
この記事をシェアする
カナザワ ショウコ/43歳/女
ホーム>政党・政治家>金沢 しょうこ (カナザワ ショウコ)>【会議の開催結果】令和5年度第2回上尾市総合教育会議