みさわ ひろと ブログ

2026年6月長岡市議会報告

2026/6/30

国民健康保険料の前納制度と海外転入者への収納率向上策について

「しっかり保険料を納めている市民が損をしない制度であるべきです。」

前納制度の対象となる海外転入者は令和5年度273世帯311人、令和6年度329世帯371人、令和7年度415世帯457人と、年々増加しています。また、対象者層の滞納率は12%で、市全体の5.2%と比べても高い状況が明らかになりました。市は令和8年度の前納制度導入は見送る判断を示しましたが、私は、転入手続き時に窓口で一年分の保険料を前納してもらい、また口座振替の勧奨を同時に行うことで、2年目以降の納付率向上にもつながる運用を提案しました。今後も他自治体の効果や運用状況を注視していくとの答弁がありました。


PTA運営の適正化と公費支援のあり方について

「役員負担で夜遅くまで会議に参加する。本当にそれが子どものためなのでしょうか。」                     
共働き世帯やひとり親家庭が増える中で、役員負担によって子どもと過ごす時間まで失われてしまう現状は見直す必要があります。また、PTAは任意団体であるにもかかわらず、本市の入会率は99.9%という答弁があり、民法522条における入会希望者の意思確認がされていない状態であると指摘しました。さらに、各学校でPTA業務を担い続けている教職員の現場負担ついても触れ、子どものためだからこそ、無理なく続けられる運営と、適法なPTA運営へ見直していく必要があります。


任意団体への加入の有無で、児童生徒に不利益があってはならない

「PTA加入の有無によって、児童生徒の取扱いに差が生じることはあってはならない。」

市P連が各学校向けに作成した資料には、PTA未加入家庭の子どもが行事に参加できない、登校班に入れないかのような表現がありました。私は、これが現場に誤解を広げる可能性を指摘し、任意団体への加入の有無で、学校教育において児童生徒に不利益が生じてはならないと質問しました。市は、誤解を生じさせる表現と認めた上で、あってはならないと答弁し、市P連や学校等へ周知徹底を図る方針を示しました。また、以前私が市P連関係文書を情報公開請求した際は、ほとんどの文書が開示されず、保護者の会費が何に使われているのか詳しく把握できない状態でした。今回、市は市P連事務局業務に関する文書を、情報公開条例上の公開対象に当たると整理しました。子どもへの公平な扱いと、保護者の会費の透明性を守るため、今後も改善を求めていきます。


消雪パイプの地域間格差について

「同じ長岡市民でありながら、住んでいる地域によって維持管理や更新に関わる負担が大きく異なる現状は、将来的には整理していく必要があります。」

消雪パイプは、通勤・通学、高齢者の移動、救急体制など、雪国の暮らしを支える大切なインフラです。一方で、長岡市内では合併前の制度の違いが今も残り、地域によって行政管理か地元管理か、また維持管理費用を誰が負担するのかに大きな差があります。例えば、長岡地域や中之島地域では、消雪パイプの過半数以上が地元管理となっています。さらに井戸に着目すると、長岡・越路・和島地域では9割前後が地元管理です。また、栃尾・山古志地域のように、地形や立地条件により消雪パイプが設置されていない地域もあります。つまり、同じ長岡市内でも、地域によって住民の負担が大きく異なります。市も、所有形態や維持管理費用に地域差があること、負担の公平性の観点から課題であることを認めました。合併から20年が経過した今、地域の歴史や事情を尊重しながらも、同じ長岡市民として公平な負担のあり方を整理していく必要があります。


専決処分事項の拡大に反対しました

「迅速化は必要です。しかし、議会が自らチェック機能を手放すなら、その範囲はできる限り限定的であるべきです。」

今回の議員提出議案は、1億5,000万円以上の工事契約について、議決後の変更契約が「10%以内かつ3,000万円以内」であれば、議会の議決を経ずに市長の専決処分で進められるようにする内容でした。物価高騰や週休2日工事への対応など、契約変更を迅速に進める必要性は理解しています。受注者や下請け事業者への支払いを遅らせないことも大切です。一方で、今回の案は、週休2日補正やインフレスライドに限定されず設計変更や追加工事なども広く対象になり得る内容でした。契約変更は便利な仕組みですが、使い方を誤れば、本来必要な競争入札や議会のチェックを弱めることにもつながります。私は、迅速化そのものには賛成です。ただし、対象は算定根拠が明確なものに限定し、金額もより抑制的にすべきだと考えます。議会がチェック機能を手放す制度改正だからこそ、便利さだけでなく、透明性と慎重さが大切だと述べました。          


振り返って

今回の議会を振り返ると、自分の成長を実感できた気がします。

議員になったばかりの頃は、本当に何もできませんでした。何を質問していいのか分からない。発言することすら怖い。毎日不安で、市民と家族に申し訳ないと何度も思いました。

それでも、失敗して、反省して、また挑戦する。その繰り返しでした。

だから今があります。

もちろん反省点もたくさんあります。最終日の反対討論は長すぎました。同じ失敗は繰り返さないよう、次に生かしていきます。

でも今回は、自分で自分を少しだけ褒めてもいいのかなと思っています。

ネガティブな性格で、今でも自己否定してしまう日があります。気分が落ち込む日もあります。

でも最近、一つ分かったことがあります。

人間、理屈や哲学だけでは強くなれません。生活が心を生みます。

お酒をあまり飲まず、タバコもやめて、朝は運動して、しっかり食べて、しっかり眠る。

そして、本当に苦しい時は無理をしない。

死にたくなったら、とりあえず寝ろ。

そうしてると、また少しずつ「やってみようかな」という気持ちが戻ってきます。

急いで前に進もうとするより、生活を一歩ずつ積み重ねる方が、結果的には遠くまで行ける。

そんなことを、この数年間で身をもって学びました。

最後に一つだけ。

長岡市議会には、本当によく勉強し、真剣に議論している議員もたくさんいます。一方で、一般質問をしない議員や、議場で居眠りをしている議員がいるのも事実です。

市民の皆さんには、ぜひ一度、自分が応援している議員がどんな一般質問をしているのか見てみてほしいと思います。

議会は、議論をする場所です。

私はこれからも、嫌われる勇気をもち、市民の皆さんのために必要だと思うことを、遠慮せず、忖度せず、議論し続ける議員でありたいと思っています。

次の議会でも、また一歩成長した姿をお見せできるよう頑張ります。引き続き応援よろしくお願いします。

▼議会報告やSNSはこちら
https://1link.jp/hiroto0120

この記事をシェアする

著者

みさわ ひろと

みさわ ひろと

肩書 長岡市議会議員
党派・会派 無所属
その他

みさわ ひろとさんの最新ブログ

みさわ ひろと

ミサワ ヒロト/30歳/男

みさわ ひろと

みさわ ひろと トップページへ

寄付して応援する

「みさわ ひろと」をご支援いただける方は、是非個人献金をお願い申し上げます。
※選挙ドットコム会員登録(無料)が必要です。

月別

ホーム政党・政治家みさわ ひろと (ミサワ ヒロト)2026年6月長岡市議会報告

icon_arrow_b_whiteicon_arrow_r_whiteicon_arrow_t_whiteicon_calender_grayicon_email_blueicon_fbicon_fb_whiteicon_googleicon_google_whiteicon_homeicon_homepageicon_lineicon_loginicon_login2icon_password_blueicon_posticon_rankingicon_searchicon_searchicon_searchicon_searchicon_staricon_twitter_whiteicon_youtubeicon_postcode