2026/7/1
奈良県議会議員・永田ゆづる(37歳)|奈良市・山添村選出(自民党)|です。
今年の路線価が公表され、奈良県全体の平均が18年ぶりに上昇へ転じました。長く下落や横ばいが続いていただけに、明るい話題として受け止めています。
特に近鉄奈良駅前の「大宮通り」は前年比12.6%上昇し、1平方メートルあたり98万円となりました。海外からのインバウンドだけでなく、国内観光客の増加によりホテルや飲食店への需要が高まり、土地の価値にも反映された形です。
一方で、今回の結果を見て感じるのは、「奈良県全体が元気になった」とまでは言えないということです。県平均の上昇率は0.1%とわずかで、地域によっては横ばい、あるいは下落している場所もあります。吉野地域では依然として厳しい状況が続いており、県内でも地域間の差が広がっている現実があります。
土地の価格は、その地域の将来性や期待感を映す鏡でもあります。企業が進出し、人が集まり、仕事が生まれる地域では地価も上がります。逆に人口減少や産業の停滞が続けば、地価も下がってしまいます。
私は先日の県議会でも、奈良県の経済成長率が全国平均を大きく下回り、生産性も低い状況にあることを指摘しました。観光は奈良の大きな強みですが、それだけに頼るのではなく、企業誘致や新産業の育成、交通インフラ整備などを進め、県全体の稼ぐ力を高めていくことが必要です。
今回の路線価の上昇は前向きな兆しですが、本当の意味で評価すべきなのは、一部の地域だけではなく県内各地で活力が生まれ、若い世代が働き、住み続けたいと思える奈良をつくれるかどうかです。
県民の皆さんが「奈良はこれから伸びる」と実感できる経済政策の実現に向け、引き続き県議会で提案と議論を重ねてまいります。
県政へのご意見・ご要望はコチラ→ https://line.me/R/ti/p/%40543hdkmo
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