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杉並区長・岸本さとこ(岸本聡子)|災害はいつ起きるかわからないからこそ、「もしも」の備えを。

2026/3/11

東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)から15年。
亡くなられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された多くの皆様に心よりお見舞い申し上げます。

私が防災・減災対策で大切にしてきたことは、「当事者の声を聞きながら、誰も取り残さない備えをつくること」そして「人と人のつながりで防災に強い地域社会をつくること」です。

震災の報道や支援現場からの声に触れる中で強く感じたのは、「災害は、もともと社会の中で弱い立場に置かれていた人を、さらに追い詰める」という現実です。
トイレの列に長時間並べない高齢者や障害のある方が水分を控えて体調を崩し、仕切りのない空間では妊産婦や乳児を抱えた母親が授乳もできず、泣き声に肩身を狭くしていた。プライバシーが守られない環境の中で、特に女性が性被害にさらされるリスクも深刻な問題として報告されていました。

避難所があれば良いのではなく、誰もが安心して避難できる質を整えること。乳幼児を連れた保護者の方、妊産婦の方、障害のある方、高齢で一人暮らしの方——一番弱い立場の人が取り残されない防災・減災のための取り組みを、当事者の声を聞きながら進めてまいりました。

杉並区における避難所の環境整備を一気に加速させるため、以下を含めた予算案を提出しております。

迅速なトイレ環境の整備

プライバシーに配慮した「組立式個室トイレ」を、65カ所すべての救援所に今年度中に完備します。

猛暑の中での被災にも対応

各救援所にスポットクーラー等を1基ずつ配備。夏の災害でも、より安全に避難生活を送れるようにします。

妊婦さん・赤ちゃんへの専用スペースを新設

区内7カ所の第二次救援所に、妊産婦・乳児のための専用環境を整えます。

授乳や赤ちゃんの泣き声を気にしなくていい個室空間

粉ミルク・離乳食などの備蓄も充実

助産師会と連携し、保健指導・授乳支援・相談対応も速やかに受けられる体制を確保

一般の避難スペースでは、授乳や泣き声で母子ともに精神的な負担がかかりやすいため、専用の環境を用意します。

災害はいつ起きるかわからないからこそ、「もしも」の備えをしっかり整えていきます。

杉並区58万人のいのちと暮らしを守るために、これからも全力を尽くしてまいります。

杉並区長 岸本さとこ

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岸本 さとこ

岸本 さとこ

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肩書 杉並区長|公共政策研究者
党派・会派 無所属
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