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令和7年6月定例会の一般質問について

2025/6/24

令和7年6月定例会の6月11日(水)・12日(木)・18日(水)の一般質問が公開されました。

自分は「シャトルバス運行検討事業」をテーマに、シャトルバス運行検討事業の振り返り、シャトルバス運行検討事業の詳細、見込まれる相乗効果、シャトルバス運行の展望について質問しました。


通告書


一般質問の要約

 市長 と 都市建設部長 より丁寧な答弁をいただけました。再質問数が多いので要約してご紹介します。


Q.シャトルバスの試行運行が実施に至った経緯について

A.住民基本台帳に基づく転出入データの分析では、特に18歳および22歳の世代で市外への転出が顕著であり、進学や就職といったライフイベントのタイミングで御殿場を離れる傾向が明らかとなっております。

こうした状況を踏まえ、「市外に移るのではなく、御殿場に住み続けながら進学や就業ができる環境整備」が重要であると判断し、その戦略の一つとして、JR御殿場駅と小田急線新松田駅を結ぶシャトルバス事業の検討に着手いたしました。

こうした認識のもと、令和5年10月からは、事業化に向けた本格的な検討を開始し、市民アンケートの実施や交通事業者へのヒアリング等を通じて、現在の交通体制における具体的な課題やニーズの把握に努めてまいりました。

その結果を踏まえ、御殿場市内の定住促進、ならびに市外からの交流人口の増加という2つの視点において、柔軟かつ効率的な輸送手段として「シャトル型交通」の導入が有効であると判断し検討を進めてきたところでございます。


Q.市民アンケートの詳細について

A.事業化に向けた実効性の検証にあたり、本市では市民の皆様のご意見を広く伺うため、アンケート調査を三層に分けて実施いたしました。

具体的には、市民全般JR御殿場線を日常的に利用されている方々、そして市内の高校生を対象に調査を行い、バスの利用意向や公共交通の利用頻度、移動における課題などを丁寧に聴取しました。

その中では、御殿場線と小田急線の接続が悪い時間帯における利便性の改善など、新たな移動手段としてのバス利用への期待が数多く寄せられました。

あわせて、「東京方面がより身近に感じられるようになる」との前向きなご意見や、「東名高速道路を活用することで、移動時間の短縮が図れるのではないか」といった実用的な提案もいただいております。

これらのご意見を踏まえ、今回のシャトルバスの運行時間帯やルート設計に反映させており、市民ニーズに即した公共交通の構築を目指しております。


Q.シャトルバス運行検討事業の目的について

A.本事業は、「住み続けられるまちづくり」の実現に向けた人口減少対策プロジェクト戦略として、首都圏方面への公共交通の強化を図り、本市と首都圏をより身近にし、市民生活の質の向上と定住促進を図ることで、人口減少の抑制を目指します。

特に、御殿場駅の始発前となる早朝時間帯に新松田駅への接続手段を確保することで、首都圏への通勤・通学がより現実的な選択肢となり、時間的・心理的なストレスの軽減につながるものと認識しております。

さらに、本事業は通勤・通学支援のみならず、観光客の移動手段の選択肢が増える事による観光満足度の向上といった効果も見込まれることから、交通政策と観光政策を横断的に結びつける新たな取り組みとして位置づけています。


Q.シャトルバス運行事業の詳細について

A.起点の御殿場駅箱根乙女口と終点の新松田駅北口を約45分の直行ルートで結ぶバス運行を行う計画です。

 東名高速道路を利用し、東名足柄バス停を経由します。御殿場駅発5時00分・新松田駅発16時55分・19時30分に平日限定で運行され、土日祝・年末年始を運休とします。

 利用料金は、継続的な利用を促進する観点と公益性を重視しつつ、既存の民間路線バスとの料金バランスにも配慮した設定御殿場駅⇔新松田駅を片道550円、御殿場駅⇔東名足柄を200円、東名足柄⇔新松田駅を400円、子ども・障がい者は半額とし、クレジットカードや交通系ICなどの電子決済に対応予定です。

 一般的な高速バスタイプを採用することで、車内での飲食を可能とします。また、Wi-Fi環境に加え、リクライニングや座席のゆとりを確保しており、快適にご利用いただけます。


Q.シャトルバス運行の今後について

A.今回のシャトルバスの実証運行につきましては、本市が、いま最重要課題として掲げる人口減少対策の一つの戦略として、実施するものでございます。

 「御殿場市人口ビジョン」においては、将来のあるべき姿として、若者世代の流入と定住による人口増加をめざし、その実現に向けて、若者が魅力を感じ、住みやすいまちづくりを推進しているところであります。

 これまでも、学生の通学環境を支援する「遠距離通学定期券補助事業」などを通じ、一定の成果を上げてまいりましたが、今回のシャトルバス運行事業は、若者をはじめとする市民に限らず、御殿場市を訪れるすべての方々を対象とし、首都圏方面へのアクセス性を高めることで、「暮らす」、「遊ぶ」、「働く」すべての面において、御殿場の魅力を、より一層、引き出し身近にするものでございます。

 特に、市民アンケートでも多くのご意見をいただいた、御殿場線松田駅と小田急線新松田駅間における時間差というボトルネックを、シャトルバスで解消することは、市民の皆様にとっても、間違いなく、大きな利便性の向上につながるものと認識しております。

 今回の試みは「実証運行」ではございますが、経由地となる小山町、そして出発・到着地である松田町のご協力を得て、官民・広域の連携体制が整ったことを大きな後押しとし、積極的な広報と利用促進を図ることで、より多くの方に「知っていただき」、「使っていただく」環境づくりを進めてまいります。

 今後は、実証運行の検証を通じて、利用ニーズに応じた時間帯の増便を含め、将来的に沼津駅や三島駅方面への延伸なども視野に入れながら、観光や地域間交流の促進に資するよう、公共交通の選択肢を、さらに広げてまいりたいと考えております。

 今回の実証運行を通じて、「御殿場に住んでよかった」、「このまちは暮らしやすい」と実感していただける市民を一人でも多く増やしていくとともに、市民の皆さまの「幸福感」、「満足感」の向上につながるよう、全庁一丸となって、力を尽くしてまいります。


ごとうの一人ごと

 一般質問のテーマとしてシャトルバスを選んだのは、松田駅から御殿場駅への終電が早いと感じる住民の声やシャトルバスの沼津・三島方面への延伸を望む意見、電車小動物との接触・悪天候・倒木等で遅延・運転見合わせになる際の代替交通手段としての必要性を踏まえ、これら多様な市民要望と安全・利便性の観点を反映させていきたいと考えたことが大きいです。

 前向きなご答弁をいただけましたが、実証運行の検証結果等を加味して判断するものなので、粛々と本事業の周知・利用促進に努めていきたいと思います。


詳細プロフィールはこちら。

▼▼▼

https://go2senkyo.com/seijika/179733


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肩書 御殿場市議会議員
党派・会派 無所属

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