2026/3/10
先生が教室で泣いていた
36年前の教室で。あれは5月だったのかな。
沖縄出身の担任の先生が、小学生の時に沖縄が日本に返還されたことを教えてくれた。
返還前は教室では英語しか使えなくて、買い物もドルだったことを聞いて、小学生だった私は、へ〜そんなこともあるのか。というくらいの感想しか持てなかったが、悲しい涙とも嬉しい涙とも言えない表情は覚えていて、上映中にその情景が蘇ってきた。
涙が止まらなかった。
戦後に生まれて、アメリカーのコントロール下で過ごした子ども時代。
目の前に基地が広がる沖縄でどんな思いで過ごしていたんだろう。
映画を見ながら思いを馳せてみたが、想像もできない。
あまりにも凄惨な地上戦を生き延びた大人たちは、米軍がいることで得られる利益を享受しながら折り合いをつけていかなければならない、その心情を推し量ることは到底できなかった。
憎しみ、呪い、悲しみに満ちて力で訴える者
もがき苦しみながらも受け入れていく者
それぞれが象徴的に描かれている
史実を元にした壮大な抒情詩的作品
大コケと言われているようだが、後世に伝えるべき作品として長く残っていくでしょう。
そもそも、かなり暴力的な表現が最初から最後まで続くので、押すな押すなの大ヒット!とはならない。ましてや「国宝」と比べる作品ではない。
#宝島
#千葉さきえ
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