2026/7/21
【愛知県競馬組合議会 県外調査① 盛岡競馬場を視察】
本日から2日間、愛知県競馬組合議会の県外調査で岩手県を訪れています。
初日は、岩手県競馬組合が運営する盛岡競馬場を視察。組合の概要をはじめ、施設の状況、発売額や実質収支の推移、岩手競馬が抱える課題、競走馬の育成に向けた取組などについて説明を受けました。
岩手競馬の発売額は、平成3年度には約690億円ありましたが、その後は減少を続け、平成23年度には約146億円まで落ち込んだとのことです。
しかし、インターネット投票の普及などを背景に翌年度から回復へ転じ、近年では約680億円の規模で安定しています。
現在、発売額の約9割をインターネット投票が占め、競馬場での自場発売は約5%。売上の回復と安定にネット投票が大きく貢献する一方、広々とした場内に来場者の姿はまばらであり、競馬場へ足を運んでもらうための仕掛けや、施設をどのように活用していくかは、地方競馬共通の課題であると感じました。
盛岡競馬場は、市街地から離れた山あいに位置し、周囲を豊かな自然に囲まれています。名古屋競馬場と比べると交通の利便性は高くありませんが、広大な敷地にゆったりとした観客席が設けられ、ダートコースに加えて、地方競馬場としては珍しい芝コースも備えています。
また、特に目を引いたのが、岩手競馬における「強い馬づくり」への取組です。
2歳馬の購入費に対する補助、新馬戦への出走奨励金、育成施設の利用に対する補助、ダートグレード競走への出走を促す奨励金など、愛知県と比べても手厚い支援策が組み込まれており、将来のスターホース誕生に向けた明確な姿勢が感じられました。
施設についても、築年数を感じさせないほど館内がきれいに保たれており、リフォームや維持管理に継続して力を入れていることがうかがえました。
ネット投票によって売上を確保することはもちろん重要ですが、競馬場そのものの魅力を高め、来場者を増やし、強い馬を育てていくことも地方競馬の発展には欠かせません。
今回の調査で得た知見を、今後の名古屋競馬場の運営や施設整備、競走馬の育成支援に生かしてまいります。
明日は、遠野トレーニングセンター、遠野馬の里を調査します。
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