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【草川たくや 亀山市】亀山から京都まで「乗り換えなし」を—草津線直通を6月議会で提言しました

2026/7/5

こんにちは、亀山市議会議員の草川たくやです。

「亀山から京都まで、乗り換えなしで行けたらいいのに」——先日、市内にお住まいの方から、こんな声が届きました。

「関西本線から草津線につなげば、京都への直通列車を走らせられるはずだ」

路線図をたどると、たしかにそのとおりでした。この一言をきっかけに、私は令和8年(2026年)6月15日の一般質問で、市に一つの提言をしました。「草津線への直通運転で、亀山から京都を乗り換えなしでつなぐことを、亀山の交通政策の旗印に」——今日はその中身をご報告します。

昔は、亀山から京都まで一本で行けた

いまの若い世代にはピンとこないかもしれませんが(私も生まれる前なので見た事ないのですが)、かつて亀山から京都まで一本で行けた時代がありました。名古屋と京都を関西本線・草津線経由で結んだ急行「平安」です。亀山から乗り換えなしで京都まで運んでくれました。その「平安」が姿を消したのは1985年(昭和60年)3月、国鉄の時代のことです。以来40年、亀山から京都へは、必ず乗り換えが必要になっています。

数字で見る、関西本線のいま

亀山から西へ、加茂までの区間。1日あたりの利用の多さを示す「輸送密度」は、1987年度の4,294人/日から、2024年度には978人/日まで落ち込みました(関西本線活性化利用促進三重県会議 資料/輸送密度)。国鉄が民営化された頃と比べて、およそ4分の1です。利用が減れば便数が減り、便数が減ればさらに客足が離れる。この流れをどこかで断ち切らなければ、路線そのものの将来が細っていきます。だからこそ、便数を「守る」だけでなく、乗る理由を「増やす」一手が要る。これが私の問題意識です。

なぜ「直通」なのか

乗り換えが一つ減るだけで、沿線の価値そのものが変わることがあります。神奈川県の相模鉄道は、2019年にJRと、2023年には東急と相互直通運転を実現し、それまで乗り換えが必要だった都心まで一本でつながりました。「乗り換えなしで大都市に出られる」——この一点が、沿線に住む理由を確かに押し上げました。

亀山でも同じことが言えます。京都まで乗り換えなしで行ければ、通勤・通学はもちろん、休日の買い物や観光まで、暮らしの選択肢が一気に広がります。「亀山に住みながら京都へ通う」が現実になれば、それは亀山に住む理由が一つ増えるということです。

制度と現場は、すでに動き始めている

この構想は、夢物語ではありません。2020年改正の地域公共交通活性化再生法のもと、市町村は「地域公共交通計画」を定め、路線を能動的に育てる仕組みが整えられました。「便が減るのを待つ」のではなく、「自ら乗ってもらう仕掛けをつくる」時代です。

三重県では、三重県・伊賀市・JR西日本による「関西本線活性化利用促進三重県会議」が利用促進に取り組んでいます。そして2025年秋(11月)には、観光列車「はなあかり」の実証運行が実現しました。

想定経路と、6月議会での市長答弁

直通の想定経路はこうです。京都から東海道本線(琵琶湖線)で草津へ、草津から草津線で柘植へ、柘植から関西本線で亀山へ。線路はつながっています。

もちろん課題もあります。関西本線と草津線ではJRの管轄エリアが異なります。6月議会で市長は「JR西日本の管轄を越えた取組で難しさもある」と、率直な留保も述べました。一方で市長は、草津線・関西線(亀山)・その先の紀勢本線という流れを「極めて戦略的に重要」と認識しているとも答弁しています。将来、もし本市にリニアの駅が整備されれば、滋賀方面から亀山へ人を呼び込む入口にもなり得ること、草津線沿線の自治体からの連携の期待が強いことにも触れられました。前向きな認識は、市と共有できていると受け止めています。

草川たくやの視点

私が求めているのは、電化方式といった技術論争ではありません。ただ一点、草津線への直通運転で、亀山から京都を乗り換えなしでつなぐこと。これを亀山の交通政策の旗印に掲げることです。その上で、市に対して次のことを求め、私自身も動いていきます。

第一に、京都直通を「関西本線活性化利用促進三重県会議」の場で正式な検討テーマに位置づけること。三重県・伊賀市とJR西日本が同じテーブルに着く今の枠組みは、亀山が声を上げる好機です。

第二に、草津線沿線(滋賀県側)の自治体との連携です。「亀山だけの願い」ではなく「京都〜滋賀〜三重をつなぐ広域の話」として組み立てれば、JRを動かす力になります。

第三に、亀山市が受け身で待つのではなく、前に出て沿線をつなぐ側に回ること。まちの将来像に「広域交通の結節点・亀山」をはっきり書き込むことです。

京都直通は、一つの議会で結論の出る話ではありません。相手のあること、時間のかかることも承知しています。だからこそ、一度言って終わりにはしません。県や沿線自治体の動きと歩調を合わせながら、市の交通政策のテーブルに載せ続け、継続的にフォローしてまいります。線路がつながっている以上、可能性は必ずあります。

「亀山から京都へ、乗り換えなしで」

皆さんは、もし直通が実現したら、京都のどこへ行ってみたいですか。


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肩書 亀山市議会議員、元衆議院議員小池ゆりこ秘書
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