2026/4/15
最近はいろいろな生成AIを触っていますが、その中で、思ったより気軽に試せたのがRakuten AIでした。私が実際に使ったのは、あくまでブラウザ版です。なので、この記事はブラウザベースで触ってみた範囲での感想として書きます。楽天は2025年7月30日にエージェント型AIツール Rakuten AI の本格提供開始を発表しており、ウェブアプリ版を無料で提供しています。
実際に触ってみて最初に感じたのは、無料でここまで試せるのは大きいな、ということでした。生成AIは便利でも、結局は月額料金が気になって、使う前に止まってしまう人も少なくありません。その点、Rakuten AIはまずブラウザで試しやすい。ここはかなり強みだと思います。楽天の発表では、ウェブアプリ版でAIチャット、AI検索、翻訳、音声対話、画像作成、コーディングなどの機能を提供するとしています。
使ってみた印象としては、文章まわりは意外と悪くありません。長い文章の要点整理、説明文のたたき台、言い換えの補助など、下ごしらえ用途では十分に使い道があります。議員活動の文脈でも、資料の論点整理や広報文の下書きづくりの補助としては、相性があると感じました。もちろん、政策や予算や制度に関わる内容をそのままAI任せにするのは危ないですが、最初の整理役としてはそれなりに役立ちます。
ただし、ここで手放しに褒めるつもりはありません。 私の実体験として、動画生成はかなりポンコツでした。北名古屋市と清須市で選挙をやっている動画を作りたいという趣旨で指示を出してみたのですが、返ってきたものはかなりズレていました。日本語のニュアンスはほとんど乗ってこないし、地域性や政治的な文脈も薄い。妙に日の丸感だけ強い映像が出てきて、正直、これは厳しいなという感想でした。
要するに、文章系の補助はそこそこ使える一方で、動画生成はまだ期待しすぎないほうがいい、というのが今の率直な印象です。万能型の最強AIというより、まずは無料で触れて、文章整理や軽い相談相手として使うタイプのAIだと考えたほうがしっくりきます。
なお、楽天はRakuten AIをウェブアプリ以外にも広げていて、楽天モバイル契約者向けの Rakuten Link への搭載や、楽天市場へのAIエージェント展開も進めています。ただし、これはあくまで公式発表ベースの話であって、私自身が今回使ったのはブラウザ版だけです。そこは分けて受け取っていただければと思います。
使ううえで注意も必要です。Rakuten AIの利用規約では、ユーザーが入力・送信した内容や生成物についての取り扱いが定められており、楽天のAI安全性ページでも、プライバシーや誤情報などのリスクに触れています。少なくとも、個人情報や未公開情報を気軽に入れる使い方は避けたほうが安全です。
結論として、Rakuten AIは、ブラウザ版を無料で気軽に試せる点はかなり魅力があります。文章整理や下書きづくりでは、思ったより使える場面がある。一方で、動画生成については、今のところかなり厳しい。そんな温度感でした。
無料だから試す価値はある。でも、何でもできる最強AIだと思って使うと、たまに盛大にズッコケる。
Rakuten AIは、今のところそんな、長所も短所もわかりやすいAIだと感じています。
※この記事は、筆者がブラウザ版を試した当時の情報をもとに執筆しています。サービス内容は今後変更される場合があります。
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>くにまさ 直記 (クニマサ ナオキ)>Rakuten AIを使ってみた!