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生成AIは「最強」を探すより、「使い分け」を考えたほうがいい

2026/4/1

生成AIは「最強」を探すより、「使い分け」を考えたほうがいい

生成AIの話になると、つい「どれが一番すごいのか」という比較になりがちです。けれど、実際に使ってみると、大事なのは性能表の順位ではありません。自分が今やりたいことに対して、どの道具がいちばん自然になじむか。その視点で見たほうが、生成AIはずっと分かりやすくなります。私は、これからの生成AIは「一つに決める時代」ではなく、「役割で使い分ける時代」に入っていると感じています。

その中で、もっと知られてよい存在が NotebookLM です。これは単なる会話AIというより、自分で集めた資料をもとに考えるための道具です。Google ドキュメント、Google スライド、Google スプレッドシート、PDF、Word、画像、Web のURL、音声ファイル、さらに公開YouTube動画のURLまでソースとして扱えます。つまり、ネット全体のあいまいな情報を相手にするのではなく、「自分が読ませたい資料」を土台に要約や比較、問いかけができるわけです。情報が多すぎて頭の中が散らかる時に、まず机の上を整えてくれる存在、と言うと伝わりやすいかもしれません。

そのうえで便利なのが Gemini です。Gemini の強みは、文章を作ることだけではありません。Gmail の要約や情報探索、カレンダーの整理や予定追加など、複数のGoogleアプリと連携して使えるのが特徴です。普段から Gmail や Google カレンダー、Google ドキュメントを使っている人にとっては、新しい道具を一から覚えるというより、いつもの仕事の流れの中にAIが入ってくる感覚に近いと思います。日常の事務作業や情報整理に、自然に溶け込みやすいのがGeminiの魅力です。

YouTubeとの相性も、Geminiを語るうえでは外せません。NotebookLM は公開YouTube動画のURLをソースとして取り込めるため、自分の動画や気になる動画を材料にして、要点を整理したり、比較したり、次の企画の壁打ちに使ったりしやすくなっています。動画の内容を見返したい時や、発信の軸を言語化したい時には、Google系の組み合わせはかなり実用的です。YouTubeを単なる視聴の場ではなく、考えるための材料置き場に変えられる点は大きいと思います。

さらに、Geminiは画像まわりでも存在感があります。GeminiアプリやGoogle検索の中で画像生成機能が使えるため、文章や調べものだけでなく、ビジュアルづくりまで一つの流れで進めやすいのが特徴です。細かなモデル名は今後変わっていくかもしれませんが、少なくとも現時点では、Geminiは「Google連携に強いだけ」ではなく、文章、調査、整理、画像づくりまで一つの流れで扱いやすいサービスだと言えます。

一方で、Grok は少し違う立ち位置にあります。これは「Xを分析する外部ツール」というより、まず「Xの中で使える生成AI」と考えたほうが分かりやすいと思います。今まさに何が話題になっているのか、ある投稿がどういう文脈で広がっているのかを追いやすいのが特徴です。政治や時事に関心がある人にとって、これはかなり大きな意味があります。単に検索できるというより、その時その場の空気に近いところから情報を拾いやすいからです。

Claude には、また別の良さがあります。Claude は、考えるだけで終わらず、「では試しに作ってみよう」を前に進めやすいタイプです。長文のたたき台、HTML、簡単なWebページ、試作品のようなものを作りながら考えたい時に、Claude の良さは特に出やすいと思います。相談相手というより、隣で手を動かしてくれる相棒に近い印象です。

では、ChatGPT はどう見るべきでしょうか。ここは、器用だけれど特徴が見えにくいと感じる人もいるかもしれません。ただ、ChatGPT はプロジェクトごとにチャットやファイルをまとめて扱ったり、文章やコードをその場で直接編集しながら、修正や書き換えを進めたりしやすいのが強みです。派手な一発芸というより、情報を整理し、論点を組み立て直し、継続的な作業として積み上げていくことに向いています。全体の流れを整えたい時に、じわじわ効いてくるタイプです。

こうして見ると、生成AIは「勝ち負け」を競う相手というより、役割の違う道具の集まりです。資料を深く読むなら NotebookLM、普段のGoogle作業に溶け込ませるなら Gemini、Xの流れや時事に強くなりたいなら Grok、実際に形を作る作業を前に進めたいなら Claude、そして全体の論点整理や継続的な仕事の管理には ChatGPT。それぞれの得意分野を理解しておくと、AIは急に「難しいもの」ではなく、「使い分ければ頼れるもの」に変わります。最初から全部を使いこなす必要はありません。自分の仕事や発信の中で、いちばん困っている場面から一つ選んで試してみる。その入り方が、いちばん現実的で、いちばん失敗しにくいように思います。

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