2025/6/12
今任期最後の定例会が開かれました。
都民ファーストの会の代表質問の中から、都立高入試制度改革、学校の暑さ対策について解説します。

【都立高校入試改革】
私たち都民ファーストの会はこれまで、入試制度も含め不登校などの多様な状況にある生徒がアクセスしやすい環境整備を求めてきました。
都立高校の一般入試(学力検査に基づく選抜)制度は、原則
学力検査700点、内申点300点、スピーキングテスト20点の合計1020点で判定されます。
内申点は、中学校3年生の成績を基に、算出されますが、
主要5教科(国語、算数、理科、社会、英語)に対して、実技4教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)は2倍の比重で換算されたうえで、内申点が算出されます。
増加する不登校児や発達障害児にとっては内申点制度は極めて不利な制度となっており、また中学校の成績にはどうしても先生のお気持ちが反映されてしまい不公平とのお声も頂戴してきました。
この点、かねてから改善を求めてきており、今回の代表質問において
・令和8年4月から都立深沢高校において
・不登校等で調査書の点数が十分でない生徒に配慮し、「学力検査のみの点数」を「学力検査と調査書を組み合わせた点数」とを比較し高い方で選抜する仕組みを導入する
ことが答弁されました。
まずはモデル的に実施し、更なる対応を検討していきます。
今後、高校授業料の無償化により、私立高校への進学がより身近な選択肢となったことで、「公立離れ」の進行や、都立高校の定員割れの拡大が懸念されます。
そこで、現行の二次募集受験とは別の制度として、例えば、一次募集の試験の結果を用いて、複数校に出願できる「併願制度」についても、論点を整理するなど検討することを求めました。
【都立学校の暑さ対策】
今年の夏も平年より気温が高くなるとの見通しが示され、すでに東京では真夏日も記録する中で、学校では屋外の活動が活発に行われています。
夏の気温が上がる中、安全で安心な環境で教育を行う取り組みが求められています。
今年度、二つの都立学校で校庭や運動スペースの横に日よけをモデル的に設置し効果検証していきます。
同時に全ての都立学校に暑さ指数の測定器などの導入を進め、これに加え、生徒等約5千人に、体温の上昇を知らせる腕時計型の機器(スマートウォッチ)を配布し、効果検証します。
この記事をシェアする
ナリキヨ リサコ/36歳/女
ホーム>政党・政治家>なりきよ りさこ (ナリキヨ リサコ)>令和7年第二回定例会【東京都議会議員・墨田区 なりきよ りさこ】