2025/6/12
令和6年第二回定例会の代表質問で取り上げた「不健全図書の名称変更」についてご報告します。
質問は以下の通りです。
<Q>いわゆる「不健全図書」について伺います。日本漫画家協会の漫画家有志の皆さんから「不健全図書」の名称変更を求める要望が私達に届いています。「不健全」という名称が不当なイメージを与えること、さらに「不健全図書」に指定されることで本来認められているている成人向けにもAmazon等で販売できなくなり、漫画家の収入が絶たれているとのことです。私たちもこれまで本会議の質問などでこれらの問題について取り上げてきました。都は東京都青少年健全育成条例に基づく「不健全図書」の指定にあたり、その図書が成人に対する販売等が規制されるものではないことを明らかにすべきと考えますが、見解を伺います。(生活文化スポーツ局)
<A>青少年の完全な成長を阻害するおそれがあると認められる図書類について、東京都青少年の健全な育成に関する条例に基づき指定。この指定の目的は、青少年が容易に手に取り閲覧・購入したりできないように、個別包装や区分陳列して販売するよう、事業者に求めるものであり、成人への販売等は規制していない。今後、告示や出版社への通知等の広報物の記載について、条例の趣旨が、誤解なく、より明確に伝わるよう検討。
<POINT>
不健全図書とは?
都青少年健全育成条例8条に基づき、過激な性描写や残虐性のある漫画、雑誌などを都道府県知事が「不健全図書」として指定し、18歳未満への店頭での販売が禁止されています。
成人向けの販売が禁止されているものではありませんが、「不健全」との言葉のイメージから「不当なイメージを与えている」「本来認められている成人向けにも通信大手アマゾンなどで販売できなくなり、漫画家の収入が絶たれている」「事実上の発行禁止になる」といった漫画家の方からの悲痛な声が届きました。
子どもに見せないという制度の趣旨には賛同するものの、「不健全」といった言葉のレッテル貼りで漫画家やクリエイターの皆さんが理不尽な立場に置かれる状況は改善が必要です。
都民ファーストの会東京都議団として交渉を重ね、「今後、名称について変更していく」という内容の画期的な答弁を得ました。
→その後、「8条指定図書」に名称変更し、運用が開始されています。
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ナリキヨ リサコ/36歳/女
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