まなべ 陽子 ブログ

福山駅前シネマモード 最後の上映ラインナップについて

2026/7/2

福山駅前シネマモード
最後の上映ラインナップには、深いメッセージ性を感じました。

IMG_7586

朝一番に上映されたのは、


シネマモード1では「連合艦隊司令長官 山本五十六」
シネマモード2では「この世界の片隅に」

どちらも戦争を描いた作品ですが、その視点は対照的です。

一方は、戦争を指導する側の立場から。
もう一方は、戦争の中で日常を生きた人々の立場から。

そして、どちらも呉をはじめとする瀬戸内と深いゆかりがあります。

実は先日、知覧特攻平和会館を訪れた友人から、こんな話を聞きました。

特攻隊員たちの遺書や家族への手紙を読み、涙よりも先に怒りが込み上げてきた、と。

怒りの矛先は、もちろん若者たちではありません。

20歳前後の若者に、「国のために命を捧げることが正しい」と信じさせ、その命を空へ送り出した社会や戦争そのものへの怒りです。

その言葉が、今もずっと心に残っています。

20年ほど前、私も大和ミュージアムで人間魚雷の展示や特攻隊員の遺書を目にしたことがあります。

胸が締めつけられ、ふつふつと湧き上がってきた怒りを抑えきれず、声を殺して泣いたことを思い出しました。

(当時は常設展示だと思っていましたが、後から知覧特攻平和会館の資料提供による特別展だったと知りました。)

「連合艦隊司令長官 山本五十六」は、戦争を始めることよりも、終わらせることの難しさを問いかけてきます。

「この世界の片隅に」は、戦争が一人ひとりの何気ない日常や未来を、静かに、そして確実に奪っていくことを描いています。

IMG_7590

そして、ラスト上映。


シネマモード1では「E.T.」
シネマモード2では「バック・トゥ・ザ・フューチャー」

どちらも80年代を代表する名作であり、

「未知との出会い」「未来への希望」
「子どもや若者の視点、可能性」
そんな共通のテーマを持っています。

朝一番は、過去と戦争に向き合う2本。
夜のラストは、未来と希望を描く2本。

もちろん、この並びにどんな意図があったのかは分かりません。
だから、ここから先は、あくまで私自身が受け取ったメッセージです。

IMG_7595

私は、この上映順を見て、


「映画は、過去を忘れないためにある。」
「そして、未来へ希望をつなぐためにある。」

そんなメッセージを、シネマモードが最後に私たちへ届けてくれているように感じました。

ピカデリー、そして福山駅前シネマモードは、忘れてはならない過去と、未来を思い描く力、その両方を私たちに届け続けてくれた場所だったのだと思います。

79年間、本当にありがとうございました。

IMG_7588
IMG_7584IMG_7587IMG_7585

IMG_7594



#福山駅前シネマモード #真鍋陽子 #まなべ陽子

この記事をシェアする

著者

まなべ 陽子

まなべ 陽子

肩書 笠岡市議会議員 コラムニスト
党派・会派 無所属

まなべ 陽子さんの最新ブログ

ホーム政党・政治家まなべ 陽子 (マナベ ヨウコ)福山駅前シネマモード 最後の上映ラインナップについて

icon_arrow_b_whiteicon_arrow_r_whiteicon_arrow_t_whiteicon_calender_grayicon_email_blueicon_fbicon_fb_whiteicon_googleicon_google_whiteicon_homeicon_homepageicon_lineicon_loginicon_login2icon_password_blueicon_posticon_rankingicon_searchicon_searchicon_searchicon_searchicon_staricon_twitter_whiteicon_youtubeicon_postcode