2026/7/5
全国的に経営難などで
公営バスは減少している。
京阪神では
京都市、神戸市、高槻市、
そして伊丹市。
大切にしなければいけない
本市の共有財産だ。
前回の運賃改定はコロナ禍明け
2024年 210円→230円だった。
あれから2年半。
物価上昇、乗務員不足などが
交通局の経営を圧迫し続けている。
交通局の今年度予算は
約1億5千万円の赤字。
この度、伊丹市交通局は
上限運賃変更を申請し、
4月23日に認可された。
認可された上限運賃は
大人運賃290円だが、
8月31日から「当分の間」は、
大人運賃250円でいくという。
この運賃改定により、
今年度は1億900万円の増収
来年度は1億7千万円を見込む。
当日の委員会の様子は
この動画をご覧ください。
(2分30秒から交通局の質疑)
ただ動画は結構長いので
委員会での質疑の要点を
ボクなりにまとめてみた。
青:質問要旨
黒:回答
*議事録ではありません。
**********
①上限290円で申請をした理由は
経営状況を近畿運輸局と協議した結果、
上限290円が妥当となったため。
②前回は実施運賃を上限として申請。
今回は実施運賃と上限運賃が違うが。
今回は将来の事も勘案して申請した。
③実施運賃は条例の附則によると
「当分の間」となっている。
どんな指標で判断するのか。
具体的な指標は無い。
④当分の間は経営できるのか。
2027―2028年度は大丈夫。
⑤通学定期は前回・今回とも据え置き。
理由は「子育て世帯への負担軽減」。
この理由だと今後上げられないのでは。
一般定期は会社の通勤手当負担なのに対し、
通学定期はダイレクトに保護者負担になる。
また通学定期は利用率が低いため、
市バスの利便性を実感してもらい、
将来的に乗車頂きたいとの想いもある。
ただ次回からは議論の余地がある。
猛暑の中、自転車で通学する学生が
バス通学に変えやすい「戦略的運賃」。
⑥一日乗車券を据置く理由は。
市内周遊・観光の方々を想定。
■映画「黒牢城」荒木村重役・本木雅弘さんらが舞台の伊丹・有岡城跡へ!
⑦値上げ後、利用控えを想定しない理由。
2年半前の値上げでも、減少していない。
民間バス会社も利用控えはおきていない。
⑧今回の料金改定で経営状況は
どの程度改善を見込んでいるのか。
27~28年度は単年度黒字を見込んでいる。
⑨交通局は軽油を年間136万ℓ購入予定。
軽油の価格動向は。
3月頃から軽油や油脂類が上がっている。
従来、3ヵ月分を入札で調達していた。
3月に4―6月分は調達できた。
ただ昨今の世界情勢で、
3か月分入札が成立しない。
7月から1か月分に入札に変更。
6月に7月分は調達できた。
金額は131円/L(税込)。
⑩軽油に対する国の補助(金)は?
18.2円/L入っている。
⑪民間バス会社も毎月入札なのか。
3ヵ月分だと手を挙げてもらえない。
民間バス会社とは情報交換している。
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健全経営と公益性の
微妙なバランスが必要な
公営交通。
万が一、民営化したら、
こんな議論も出来ないし、
不採算路線が無くなっていき、
街づくりが出来なくなる。
やはり住民が育てていく、
という意識が必要だなぁ、と
改めて思った。
《参考》
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