2026/6/26
6月の文教児童青少年委員会で、石神井小学校の校舎増築・既存校舎改修と、開進第二小学校の長寿命化改修について、工事延期が報告されました。
いずれも入札が不調となり、施工業者が決まらなかったことが理由です。区は、建設資材の高騰や人手不足に加え、公共工事の発注時期が重なったことも背景に挙げました。
石神井小では、準備工事の着手が令和8年7月から令和9年7月へ、増築工事も令和8年10月から令和9年10月へ変更。エレベーターとグラウンドの完成も、それぞれ1年遅れます。令和10年度に必要となる教室については、既存校舎の内部改修で確保できるとの説明です。
同校には現在675人が在籍し、区は令和12年度には約800人、その後も児童数が増えると見込んでいます。教室不足や過密化が起きないか、継続的な確認が必要です。
石神井小は校庭が区内で2番目に狭く、増築をめぐっては保護者からも多くの懸念が寄せられてきました。区は近隣に約825平方メートルの学校拡張用地も購入しています。延期を単なる先送りにせず、子どもたちの運動環境をどう確保するのか、保護者や地域と改めて丁寧に話し合うべきです。

(出典:練馬区)
開進第二小では、仮設校舎への引越しが令和8年7月から令和9年1月へ、改修工事の着手が令和8年8月から令和9年4月へ延期。グラウンド整備の完了は令和10年3月から同年10月へ、7か月遅れます。
仮設校舎は、すでに校庭に建設されています。当初の計画では、令和7年度3学期から令和9年度末まで約2年間、工事により校庭の使用が制限される予定でした。工事の時期によって、使える範囲は校庭全体の約10分の1、5分の1、4分の1に限られ、夏休み中には体育館と校庭を全面的に使えない期間も予定されていました。
今回、グラウンドの復旧が令和10年10月まで延びたことで、校庭の使用制限は少なくとも7か月長期化し、令和7年度3学期頃から令和10年10月まで、約2年9か月に及ぶ見込みです。

(出典:練馬区)
ただし、変更後の工程で、各時期に校庭の何割を使えるのか、全面的に使えなくなる期間がいつなのかは、今回の資料には示されていません。区は新たな工程を早急に示し、体育授業や休み時間、運動会などの代替場所を確保する必要があります。
区は今後、発注時期の平準化や工事工程の見直しを行うとしています。子どもたちにとって小学校の6年間は戻りません。再入札の状況や工事費、今後の予定、校庭への具体的な影響を保護者へ速やかに説明し、同じ事態を繰り返さないよう求めていきます。

The post 【練馬区議会】石神井小・開進第二小の工事が延期へ 入札不調、子どもへの影響は? first appeared on 岩瀬たけしウェブサイト.
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