2026/7/7
【総務委員会(秦野市へ)🚄】
秦野市を訪問し、「秦野市立西中学校多機能型体育館」についてご説明いただきました。
秦野市では、平成23年に全国に先駆けて「公共施設再配置計画」を策定。約50年前に建設された西中学校の体育館・武道場・西公民館の老朽化を契機に、学校体育館の建て替えを基本としながら、公民館と地域防災機能を併せ持つ多機能型体育館として整備されています。
特に印象に残ったのは、計画づくりの過程です。市民との懇話会を毎月1回、計13回開催し、参加者を毎回入れ替える「シャッフル方式」で丁寧に対話を重ね、市民理解を深めながら事業を進めてこられたとのこと。この積み重ねこそが、まちづくりで最も大切なことだと改めて感じます。
公民館の面積は、コンパクトにしながらも機能性を向上。普段は集会室として利用する部屋に移動式調理台を備え、必要に応じて調理室へと早変わりするなど、一つの空間を多目的に活用することで施設全体の稼働率を高める工夫が随所に見られました。
人口減少が進む中、公共施設を「量」から「質」へ転換していくことは、これからの自治体にとって重要な課題です。
限られた財源の中でも、知恵と工夫によって利便性や快適性を高める視点を学ばせていただきました。
浜松市でも令和7年度から10年間の「浜松市公共施設等総合管理計画」に基づき、公共施設の複合化を進める方向が示されています。第一弾として、佐鳴台小学校・佐鳴台中学校の小中一貫校を中心に、佐鳴台協働センターや子どものこころの診療所を同一敷地内に集約した複合施設の整備が予定されています。
今回の視察で学んだ「市民との丁寧な対話」と「限られた施設を最大限に生かす発想」は、浜松市の今後の公共施設整備にも大いに参考になると感じました。市民の皆様に理解され、長く愛される施設づくりにつながるよう、今後の議論に生かしてまいります。


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