2026/6/24
朝日れすか
https://resuka.co.jp/townnews/2026/06/7067/
(追って記事を見つけたら追加します)
「今年入学生が1人しか入学しなかった」と各社が報じた、松戸市立常盤平小学校(以下、常一小)。
でも、その実態を理解して報じてくれたメディアはあまり無かったと思います。
6月議会に向けて、常一小の保護者から請願が出されました。仕事をしながら各会派の幹事長を回るのは本当に大変だったことでしょう。 議員としてまずは労いの言葉をかけたいですよね。
実は、私たちの会派では、「請願文を修正した方が良いのでは」と、意見を伝えました。このような場合、市民の意を汲んで文章をより請願として良くなるように意見を添えるのが、議員の役割の一つだと思うからです。
常一小は在校生含め確かに小人数の学校です。
5年前にも入学生が1人になったことがありました。でも、その時は緊急対応とは言わなかった。
前教育長が小規模校の特性を大事にしていくと言っていたからでしょうか。。
コミュニケーションに課題がある子、
大勢の教室が苦手な子、
色々な子がわざわざ常一小を選んで入学してきました。
先生や友達と、少人数だからこそ得られるゆったりした環境で自分らしい歩みが出来る。
4月22日の市長の定例記者会見で突然、市教委の方針転換が知らされました。
「来年度から学区を無くし、新入生を受け付けない」
記者からは「事実上の廃校では?」
教育長「まだ何も決まっていません」
何だそれは???
保護者には「我が子はこの先どうなるの??」と不安が募りました。だって、少人数の学校を選んだ理由があるのだから。
今回の方針転換を受けて、常一小の卒業生(中学生)など3人の子どもたちから「常一小を大事にして」と陳情もあがっていました。その声に応えてあげたかった…… とても残念です。
以下、私が読み上げた請願趣旨の説明文です。 よかったらお読みください。
……………………………………………………………
令和8年度請願第2号「常盤平第一小学校の子どもの権利を守るための請願」について、趣旨を説明いたします。
「新しい学校のあり方基本方針」、「常盤平地区教育環境整備方針」いずれの方針も、今年度から検討をはじめ、来年度中の決定を予定しています。
しかし、4月22日の記者会見おいて、来年度から常盤平第一小学校、以下常一小、への新入生受け入れを停止する「緊急対応」を行うと市教育委員会は発表しました。
保護者に説明されたのは同日夜であり、記者発表が先行するという不適切な対応に始まったわけですが、問題の本質は、この決定プロセスにあります。 昨年10月に保護者説明会が開かれました。趣旨は、児童数減少による複式学級化の説明でしたが、転校意向調査も実施されたため、請願者はこの廃校を匂わせる動きを懸念し、翌11月、常一小の存続を求める要望書を提出しました。これに対し、教育委員会が1月に出した回答は、「何も決まっていない。常盤平の教育環境については、R8年度から保護者や子ども、地域住民の意見を聞きながら丁寧に検討していく。」という、従来の方針に基づいた内容でした。
しかし、それから3ヶ月後の4月、市は大きく方針転換しました。
請願者たちは、「この学校はなくさない」とさまざまな関係機関に確認した上で常一小に入学しています。児童数減少に不安を抱きながらも、児童たちは、きめ細かな指導とインクルーシブな環境から社会性を育み、大変豊かな学校生活を送っています。 そんな親子にとって、今回の実質的な廃校へと向かう方針転換は、大変重いものです。
本来の方針決定時期を逸脱し、検討プロセスを省略してまで対応しなければならない「緊急性」はどこにあるのでしょうか。請願者も当事者である児童たちも、緊急性は一切感じておりません。
この状況で学区審議会にかけるのは、あまりに横暴ではないでしょうか。
丁寧に、わかるように説明してほしい。
そして今、目の前にある教育ニーズを受け止め、常一小の子どもたちの学ぶ権利をどう守るのか、一緒に考えてほしい。
それが請願者の一つ目の願いです。
この請願審査を前に急遽「保護者の意見を聞く会」を2回開催したようですが、保護者の疑問や不安が解消することはありませんでした。 今月3日の記者会見で市長は、地域住民、保護者、松戸市全域の色々な方の意見を聞き、丁寧に合意形成する必要性に言及されましたので、ぜひお願いします。
また今回、常一小に関する陳情が3件、常一小に関わる、あるいは関わっていた小中学生から提出されています。委員の皆さんも、もちろんお読みいただいたと思いますが、当事者である子どもたちの声にも耳を傾け、どうか本当に丁寧に進めていただきたいと思います。たくさんの傍聴者を前に、松戸市議会の対応は温かいものだと示してほしく存じます。
2つ目として、本市における小規模校に対する考え方を示してほしいという願意です。 これまで議会において常一小は何度も一般質問で取り上げられてきました。その際、執行部から小規模校に対する否定的な見解が述べられたことは一度もありません。
R5年6月議会で前教育長は「教育を含め社会全体での多様性が認められている中、小規模の学校を望む保護者や児童もおり、常一小の今後の役割が重要であると認識している」、さらに「小規模校としての特色ある教育活動がさらに推進できるよう、小規模特認校のような取り組みについても今後研究していきたい」と発言しています。
波田教育長もR6年9月議会で「小規模校を含む教育の多様性への対応など、国・県の動向を注視し、教育の質や学校の魅力を高めていくための取組も進めております。」と発言しています。
動画をアップしました
この考えは、変わったのでしょうか。変わっていないのでしょうか。
請願者にとって、今回の緊急対応が納得いかない理由のひとつだと思いますので、松戸市教育委員会の小規模校に対する考えをしっかりと示してもらいたいと思います。
請願事項の1つ目は、子どもの最善の利益を前提として丁寧な合意形成を図ること、2つ目は、小規模校に対する教育委員会の考えを、これまでを踏まえて明確に示すこと、以上の2つが実行されぬままに学区審議会へ諮問することがないように、これが3つ目の請願事項となります。
なお、4月22日の記者会見において新入学児童が1名、在籍児童が30名しかいないと発表され、報道各社もこれを報じたわけですが、常一小の教育環境を求める親子が後を絶たず、1年生は現在2名、在籍児童は39名となっており、昨年度の41名と同程度に回復していることを申し添えます。
以上、説明となります。委員の皆様には、本請願への賛同を心よりお願いいたします。
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ホーム>政党・政治家>増田 かおる (マスダ カオル)>常盤平第一小学校の請願「子どもの権利を守って」は残念ながら否決されました