2026/7/23
【物流の現場から考える、現実的な脱炭素】
🚛キチナングループを視察しました。
🐮ウシミの3点メモ
✅水素トラックは約1億2,500万円。通常車両の約5倍
✅長距離は鉄道、地域内はトラックという役割分担も重要
✅物流会社だけでなく、荷主を含めたネットワーク連携が必要
🔍詳しく言うと
水素で動くトラックは約1億2,500万円。一方、通常のトラックは約2,500万円です。水素ステーションなどのインフラも十分に整っていません。脱炭素の方向性は重要ですが、車両を導入したくても、価格とインフラの両面で現場には大きな壁があります。
そこで注目されるもののひとつが、長距離輸送をトラックから鉄道へ切り替える「モーダルシフト」です。
クロスドックSTは、荷物を長期間保管する倉庫ではなく、トラックと鉄道を効率よくつなぐ「物流の乗換拠点」。荷物を置いておく時間を減らすことで、保管費や人件費などのコスト削減にもつながります。物流のデジタル推進、AIによる効率化が求められます。
一方、物流ドライバーの帰り便は、今も約4割が空車とのこと。荷物を運ばずに帰っても、燃料費、高速代、人件費は発生しますが帰り便に荷物を入れるまでの連携が重要で現場レベルでは帰り便に荷物を入れるために待機している時間を考えるとそれもあまり効率が良くないとのこと。
この無駄を減らすには、物流会社だけではなく、荷物を出す荷主企業も含めて情報を共有し、帰り便の荷物を確保する仕組みが必要です。実際に、荷主と物流事業者が連携して物流改善に取り組む補助制度もあります。
💡ウシミの考え
物流は、一社だけでは効率化できません。
🚛トラック
🚆鉄道
🚢港湾
🏭荷主企業
📦倉庫・物流事業者
これらをつなぎ、地域全体で物流ネットワークを構築することが重要です。
脱炭素も、理想だけを掲げるのではなく、現場が実際に導入・継続できる政策でなければ意味がありません。
環境対策、人手不足、物流コスト、企業競争力を一体で考え、山口県の産業を支える強い物流網につなげていきたいと思います。
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