2026/2/21
初登院や大臣再任など、色々ありまして、少し時間が経ってしまいましたが、2月14日(土)から15日(日)にかけて、大臣公務で北海道を訪れました。子ども政策、地域未来戦略、そしてアイヌ施策。それぞれの現場に足を運び、直接、声をうかがってまいりました。
札幌市にある社会福祉法人麦の子会を視察しました。
むぎのこさんは、札幌市内で、児童発達支援センターや放課後等デイサービス、フリースクールやファミリーホーム、さらには、高齢者の支援などにも取り組んでいます。

妊娠期から乳幼児期、学齢期、成人期、さらには高齢期まで、ライフステージを通じて切れ目のない様々な支援を行っています。50を超える事業所が1km圏内に点在し、まさに「ひとつの町」を形づくっていました。

実際に現地を視察させていただき、1983年から、北川聡子理事長が、小さな「困った」と向き合い、寄り添い、その時々のニーズに丁寧に応えながら、少しずつ積み重ねてこられた歩み。その歴史の重みを感じました。
限られた時間ではありましたが、小さなこどもたちや小中高生とも言葉を交わし、保護者や里親、職員の皆さまとも意見交換をしました。

子どもたちの表情を見て、ここが「安心できる場所」であることが伝わってきました。
また、北川理事長や職員の皆さまの笑顔が本当に素敵でした。

こども政策担当大臣として、こうした居場所が全国に広がるよう、現場の知恵に学びながら、様々な支援のあり方を模索し、政策として形づくっていこうと思います。
一方、札幌市に隣接する石狩市では、京セラコミュニケーションシステム株式会社、さくらインターネット株式会社のデータセンターを視察させていただきました。


石狩市には、AI時代の到来を見据え、大規模なデータセンター群の整備が進められています。想像を超えるデータ需要に備え、すでに拡張計画も動き出しているとのことでした。
さらには、千歳市では、Rapidus(ラピダス)株式会社の次世代半導体工場を訪問しました。世界最先端となる2ナノ世代ロジック半導体の量産体制構築に挑戦しています。
日本のロジック半導体は長らく40ナノ世代で止まっていました。本当に世界最先端に挑めるのか?疑問もありましたが、現場で詳細な説明を受け、設備を視察させていただき、その技術的可能性と戦略に確かな手応えを感じました。

台湾のTSMCが3~4ナノ世代を生産する中、2ナノ世代は従来技術の延長ではない「新たな領域」です。そこにこそ、新規参入の大きなチャンスがあるとのことです。
地域未来戦略担当大臣として、こうした挑戦を地域全体の発展につなげていきたいです。
産業クラスターを形成するために、道路や上下水道などの社会インフラの整備も推進し、地方から日本経済を強くしていきます。
さらに1日目の夕方からは、北海道アイヌ協会 創立80周年記念祝賀会 に出席しました。
長年にわたり、アイヌ文化の保存・伝承、そして社会的地位の向上に尽力されてきた皆さまに、心からの敬意と感謝をお伝えしました。
式典の合間には関係者の方々と意見交換も行いました。

海外に流出したアイヌ遺骨の返還、文化伝承の担い手育成、取組強化の具体策について、率直なご意見をうかがいました。アイヌ施策担当大臣として、現場の声を受け止め、着実に前へ進めてまいります。
北海道の地で、福祉、産業、文化、それぞれの現場に立ち、改めて現場の大切さを感じました。政策は机の上で完結するものではありません。現場の積み重ねと、人の思いの上に成り立つものです。一つひとつの声を大切にしながら、これからも真摯に取り組んでまいります。
※追伸:むぎのこさんが運営する、スワンカフェさんで、カレーをいただきました。むぎのこさんらしい、優しい味で、とてもほっこりしました。

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