2026/5/9
土曜日ですが、今日も早朝から活動を開始しています。函館は雲の多い朝です。
1)寅沢風力発電計画の水への影響
寅沢風力発電計画について、色々なお問い合わせを頂いています。
再生可能エネルギーは、日本の将来を考える上で極めて重要です。脱炭素化はもちろん、エネルギー安全保障の観点からも、その必要性は今後さらに高まるものと思います。私も、再生可能エネルギーの推進そのものを否定する考えは全くありません。
しかし同時に、再生可能エネルギーであれば、どのような場所でも、どのような規模でも無条件に進めて良いということにはならないとも考えています。地域の自然環境や生活環境と、どのように両立させるのかが極めて重要です。
函館寅沢風力発電計画では、全高195メートル級という国内最大級クラスの大型風車が最大11基設置される計画とされています。
195メートルといえば、五稜郭タワーよりはるかに高い構造物です。一般的に、この規模の陸上風車では、基礎部分だけでも直径20〜30メートル、深さ数メートル規模の鉄筋コンクリート構造物になるとされています。
さらに11基全体では、基礎工事だけでも数千〜1万立方メートル規模のコンクリートが必要となり、生コン車に換算すれば延べ数千台規模の搬入になる可能性があります。加えて、大型搬入道路、クレーンヤード、造成工事、排水施設整備なども必要になります。
つまり、風車だけを見るのではなく、山林や地形を含めた広範囲にわたる大がかりな工事になる可能性があるということです。
そこで私が気になっていることのひとつが、水環境への影響です。
計画地周辺は森林地域であり、水源涵養機能を持つエリアでもあります。森林伐採や造成工事、大規模基礎の施工によって、地下水脈、水質、湧水、河川流量、濁水、土砂流出などにどのような影響が出る可能性があるのか、多くの住民の皆さんも不安を抱いています。
そのため事業者には、以下の点について、ぜひ具体的に説明して頂きたいと思っています。
・地下水脈や地下水位への影響をどのように調査するのか
・工事前、工事中、工事後に、どのような水質・水量モニタリングを行うのか
・豪雨や融雪期を含めた濁水・土砂流出対策をどのように考えているのか
・森林伐採による保水機能低下をどのように評価するのか
・工事による地下水や周辺水系への影響を、どのような方法で予測・検証するのか
・影響が確認された場合、どのような対策や補償を行う考えなのか
・調査結果や基礎データを、地域住民へどの程度公開するのか
再生可能エネルギーの推進と地域環境の保全は、対立するものではなく、両立を目指すべき課題です。
幸い、私の知人のご配慮により、事業者からの説明会に参加する機会を頂くことになりました。その際には、私自身も率直に質問をさせて頂くとともに、事業者には丁寧な情報公開と、地域住民との真摯な対話をお願いしたいと思っています。
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
【26年5月9日 その6830『逢坂誠二の徒然日記』8527回】
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