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【まぶちニュース】第1232号 過去とは違う審議拒否

2026/7/3

 今、国会では、これまでにない規模の審議拒否が続いています。発端は6月22日の衆院予算委員会でした。総理は中傷動画作成疑惑についての追及に対し、直接答弁せず、秘書による陳述書の提出をもって答弁に代えたいと述べました。これに参院の野党各会派が国会軽視だと強く反発し、集中審議と党首討論の開催を求めました。さらに6月26日、与党が衆院議員定数削減法案と副首都創設法案を委員長の職権で委員会に付託したことを機に、私も所属する中道改革連合を含む野党5党が、衆参両院での全面的な審議拒否に踏み切りました。
 以降、与党は野党欠席のまま両法案の審議を強行する一方、6月30日には皇族数確保に向けた皇室典範改正案が衆院に提出され、7月1日には衆院議長が異例の形で与野党の幹事長らを集めて正常化を要請する事態にまで至っています。会期末である7月17日まで残りわずかとなった今も、正常化のめどは立っておらず、この間、国民生活に関わる他の法案審議にも遅れが生じています。

◆かつての「形だけ」とは違う
 審議拒否と聞くと、2018年春に見られた、いわゆる17連休を思い出す方も多いと思います。当時は加計学園問題に加え、財
務省の公文書改ざん問題やセクハラ問題など複数の疑惑が重なる中で審議拒否に至り、野党議員自身の支持者や地元、さらには家族からも、そろそろ出たほうがいいと批判され、最終的に野党は審議復帰に動かざるを得ませんでした。しかし今回は事情が異なります。発端は政策の対立ではなく、総理自身が国会で答弁を拒否したという、国会審議の正当性そのものに関わる問題でした。通常は衆院が主導する審議拒否が、今回は参院から先に始まったことも異例です。
 国会運営の品位という一段上の論点だったからこそ、普段は与党と法案を共同提出する国民民主党や参政党までもが同調しています。理念の異なる政党が足並みを揃えたこと自体が、今回の事態の重さを物語っていると私は受け止めています。要求も、集中審議、党首討論、参考人招致という3つの条件に整理されており、抗議のための抗議ではありません。

◆世論も納得していません
 FNNが6月13日と14日に行った世論調査では、総理の説明に納得できないと答えた人が52パーセント、秘書の参考人招致が必要だと答えた人は60.1パーセントに達しました。2018年の審議拒否は世論の離反によって幕を
引きましたが、今回は逆に、世論の多数が野党の要求を支持しています。国民の常識が、国会の異常さを裏付けていると言えるのではないでしょうか。この数字は、単なる政局対立への評価ではなく、国会が本来果たすべき役割への期待の表れだと私は受け止めています。説明責任を果たさない姿勢を許してしまえば、国会という制度そのものへの信頼が失われかねません。

◆論点のすり替えを許さない
 一方で、皇室典範改正など他の重要論点を持ち出し、中傷動画問題への関心を薄めようとする動きも指摘されています。しかし静謐な環境を損ねているのは野党の審議拒否ではなく、与野党協議になかった項目を唐突に盛り込んだ政府案の拙速さそのものです。国会は、国民に対する説明責任を果たす場です。その原則を曖昧にしたまま物事を前に進めることがあってはならないと、私は考えます。会期末までの残り時間はわずかですが、野党側が求めているのは対立のための対立ではなく、総理自身が国会の場で説明責任を果たすという、ごく当たり前のことです。この当たり前のことが通らない国会の現状を、一人でも多くの方に知っていただきたいと思い、この点を今後も丁寧にお伝えしてまいります。

~スタッフ日記「4秒」~
 6月10日(水)、雲一つない快晴に青々と茂る南アルプス、そして眼下には旅足川渓谷という最高の景色を、地上215メートルから眺めていました。
 岐阜県加茂郡八百津町「新旅足橋」。ここでは日本一高いブリッジバンジージャンプ、通称「岐阜バンジー」が開催されています。当日の参加者は3組7名で、それぞれ、楽しそうに待つ人、泣きそうな顔をしている人、自分を鼓舞して奮い立たせる人と、各自思い思いのカウントダウンを過ごします。
 スタッフの説明、誓約書の署名を済ませ、いざ運命の飛び込み台へ移動します。スタッフの人はさすが職場なだけあってヒョイヒョイと進んでいきます。参加者は順番にハーネスを付けたりと準備を済ませ、飛び込み台へ順番に並びます。
 私はなぜか最後尾に並ばされ、前の人たちが絶叫しながら落ちていく様を目に焼き付けての順番待ちとなりました。

 飛び込み台に1人立っては消え、また一人立っては消えを繰り返し、ついに自分の番になりました。スタッフはニコニコしながら、さあどうぞと前へ誘います。しかし私もただ順番を待っていただけではありません。前の6人の様子を観察し、「躊躇すると押される」ということは学んでいたので、カウントダウンが終わる前に一気に飛び込みました。
 足を踏み出した瞬間、胃袋だけが橋に置き去りになったような感覚と、想像以上のスピードに「これ落ちたら終わるなあ」とのんきなことを考えている間に衝撃とともに蝙蝠のような姿勢で橋からぶら下がる格好になりました。ジャンプから落下終了までたったの4秒での出来事でした。
 ロープに支えられ、釣りあげられながら臨む景色は絶景そのものでした。215mは少し物足りなかったので、次はスカイダイビング地上3,000mに挑みます!(テン)

 

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馬淵 澄夫

馬淵 澄夫

選挙 第51回衆議院議員選挙 2026年 (2026/02/08)
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奈良1区 64,325 票 比例 近畿ブロック 中道改革連合

肩書 奈良県第1区 前衆議院議員
党派・会派 中道改革連合
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