2025/10/8
お彼岸も過ぎて、爽やかな秋風と共に過ごしやすい毎日となってきました。連日、各地の秋祭りに参加して多くの皆さんと交流を重ねています。皆さんは如何お過ごしでしょうか。

10月4日投開票を迎えた自民党総裁選は、マスコミや政治評論家による事前予想を覆し、高市早苗さんが第1回目、決選投票とも制して、歴史上初の女性総裁誕生となりました。1回目の得票は、高市183(党員119票 議員64票)小泉164(党員84票 議員80票)でした。決選投票では、高市185(議員149票 都道府県36票)小泉156(議員145票 都道府県11票)となり、党員の皆さんの投票行動に沿う結果となりました。私は、党員票は高市さんがトップを取ると確信していただけに、決選投票で、昨年の様に、党員の投票行動と異なる結果となることを心配していました。党員投票の結果について、私は日本テレビが報道していた得票率32%くらいではないかと予測していましたが、40%を超えて、多くの都道府県で1位となり、大差をつけたことになりました。この事が議員心理に影響したと思っています。麻生さんが、「決選投票では、党員投票の多い方へ投票するように」派閥メンバーへ要請された事も影響は大きく、茂木さんの支援者も含め高市さんを応援して貰ったものと思います。麻生さんの動きは、キングメーカーとして影響力を残すための老練な所作との批判もありますが、党員の意志を尊重するという考えは、至極、まっとうな指示だったと思っています。

それにしても、テレビ新聞と言ったオールドメディアの報道は、終始、高市さんには冷たく、小泉本命説を貫き、直前には、林さんの猛追により、高市さんは決選投票に残れないかもしれないという報道もありました。党員投票に関するアンケートでも、小泉さんトップというものもありましたが、結果を観ると、これだけの大差が開いていたという事について、どう説明をするのかと思います。大手マスメディアが創り出す世論が、時に政局を左右する時代もありました。嘗てとは違い、SNS等を通じて情報が氾濫する中で、報道の在り方について、もう少し謙虚に再検討する必要が既存メディアにもあるのではないでしょうか。

小泉さんや小林さんについては、未だ若く、経験を積んで将来のリーダーとして育って欲しいという意見が多く聞かれました。両者とも、自民党にとって将来の宝物だと思います。一方、林さんが、大きく得票を伸ばして3つ巴と言われるまで健闘した事は良かったと思います。岸田、石破両内閣の官房長官を務めていた事を考えると解党的出直しを迫られる今回の局面では政策の継承ではないという意味で時機ではなかったと思いますが、近い将来のリーダー候補として評価されるに十分な結果であったと思います。私は、参議院時代から林さんの勉強会メンバーであり、衆議院に鞍替えした仲間で創る会合も未だ定期的に開催いただいており、親しくさせていただいています。政策能力、リーダーシップなど申し分ないリーダーと思っています。是非、今後の活躍を期待したいと思います。そう観て行くと、党員投票による結果は絶妙であり、偏ったマスコミ報道に扇動されない党員の皆さんの見識に敬意を表したいと思います。

高市新総裁は、5日日曜日には、早速、自民党本部へ入って、党役員人事に取組まれています。15日と言われる臨時国会召集までに組閣人事にも取り組み、注目される連立拡大に関しても動きが出てくると思います。日本維新の会からは「選挙区調整を棚上げして連立を組む」との話も伝わる等、野党各党からも、思惑をもった様々な発言が取り沙汰されています。勿論、自民党公明党の連立が基礎ですから両党間で意見調整をしながら、政策実現のための安定した政権の枠組みを創り上げなくてはならないでしょう。連立の拡大が実現すれば、早期の解散総選挙はなくなり、一定の成果をだしてからとなるでしょう。一方で、連立交渉が進まず、現在の様な政策毎に野党の協力を得るパーシャル連合のやり方を続ける事になれば、内閣支持率を観ながら解散総選挙を打つタイミングを早期に探る事になるのではないでしょうか。年末年始に向けて、税制改正論議、予算編成、物価高騰対策を含む補正予算などを進めながら政局の動きを注意して観て行かなくてはなりません。

高市新総裁は、総裁選挙を通じて、ガソリン税の暫定税率廃止に加えて、軽油引取税についても取組む事と公約しています。地方自治体の収入対策も含めて検討が必要になって行きます。物価高騰対策として所得税控除の見直しも掲げており、年末の税制改正へ向けて政策論争が広がる事を期待したいと思います。責任ある積極財政を掲げる高市さんには、アベノミクスのような分かりやすい政策目標を掲げて貰いたいと思います。「積極財政、大胆な金融緩和、規制改革の三本の矢によってデフレを脱却して、名目3%実質2%の経済成長を実現する」アベノミクスの目指すべき姿は明快でした。前回の総裁選でサナエノミクスと言っていましたが、是非、その具体的な絵姿を国民に示して欲しいものです。
憲政史上初の女性総理大臣誕生が射程に入ってきました。日本の新しい時代を拓くニュースとして、世界に発信し、まさに「日本列島を強く豊かに」導いて貰いたいと思います。私も、一日も早く国政復帰をして、その戦列に加わり、新たな時代を拓いて行きたいと思います。そのために、まずは、足元を今一度みつめ強化して、来るべき決戦に備えて参ります。今月も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 若林 健太
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ホーム>政党・政治家>若林 健太 (ワカバヤシ ケンタ)>歴史上初の女性総裁誕生!(けんたのまっすぐ便 Vol.195)