小林 ひとし ブログ
【東金町再開発の闇③】 ― 不便きわまりない地下駐輪場 ―
2025/10/18
「マークイズ金町」の華やかなオープンの裏で、もう一つ区民の目に触れにくい“闇”があります。
それが、再開発ビルの地下に整備された「東金町地下駐輪場」です。
この駐輪場は、駅から徒歩7〜8分もかかる再開発ビルの地下に設置されました。
通勤や通学で急ぐ人が、わざわざ遠回りして地下まで駐輪するでしょうか。
利便性を考えれば、もっと駅近に整備する方が合理的だったはずです。
区はこの駐輪場を8億3千万円 で取得。
収容台数1,400台――1台あたり約60万円に相当します。
駐輪場としては異例の高コスト。
これだけの税金を投じるのであれば、利用しやすい立地に設置すべきだったのではないでしょうか。
実際の利用状況を見ても、その不便さは数字に表れています。
定期利用は1,200台分の枠に対し、9月1日時点で契約はわずか234台。
一時利用もごく少数にとどまり、期待された利用は広がっていません。
つまり「作ったはいいが使われていない駐輪場」となってしまっているのです。
この駐輪場の取得に反対したのは、区議会40人の中小林議員ただ1人。
当初は金町地区センターの隣の敷地(再開発で生み出される広場)に機械式駐輪場を設ける計画でしたが、いつの間にかその話は消えました。
葛飾区はこれまでも再開発事業のたびに、区がビルの「床」を取得して事業を下支えする構造を繰り返しています。
ヴィナシス金町では中央図書館、ベルトーレ金町ではカナマチぷらっと――いずれも同じ構図です。
区民の利便より、再開発優先の区政でいいのでしょうか。