2026/3/10
#東日本大震災 の発災から15年を迎えるにあたり、犠牲となられた方々に改めて哀悼の誠を捧げます。また未だに様々な困難を抱える被災地の皆様に心からお見舞いを申し上げます。毎年3月の卒業シーズンを迎えるたびに思い出します。(以下ややセンシティブ)#国民民主党 #かなざわ敏文
「なんだか最近地震が多いよね。」そんな会話を交わした午後2時過ぎ、大きな揺れに見舞われました。発災直後は晴天と吹雪が何度も入れ替わり、まさに天変地異を思わせました。真っ先に家族の安否が気になりましたが音信不通のまま病院から患者を移送する作業に追われました。ただ、その記憶はほとんどありません。おそらく強いストレス下に置かれていたのでしょう。
私の地元、福島県相馬市では9mを超える黒波が多くの命を奪いました。私の親戚は卒業式の後、一家4人で車ごと攫われました。ラジオやニュース速報から絶え間なく流れる「○○地域に多数の遺体発見」報道。体育館は避難所に、工場跡地は遺体安置所にかわりました。
動ける若手は海辺に向かい、お体を家族にお返しするため一列になって棒を突き刺しながら行進、手ごたえを感じたら笛を吹いて、掘り起こしました。精神をすり減らす作業です。嗚咽が漏れ聞こえてきます。
「原発がやばいらしいよ。」消防団の兄が教えてくれました。それから3日後、水素爆発を起こし放射性物質が飛び散りました。ネット上ではデマが拡散し私たちの避難や物資の確保は困難を極めました。線量が低いルートを目指したくとも正しい情報が入手できず、結果的に山間部を移動して被曝しました。ガソリンが尽きた車を乗り捨てながら何とか会津地方に着きました。ろくに食事をとらなかったので、ようやく兄と喜多方ラーメンを食し、その時初めて涙がこぼれました。
その数日の間、規律を守り助け合う方々がほとんどでしたが一方では歓迎できない場面にも遭遇しました。略奪、詐欺、災害弱者を狙った犯罪など。手をこまねいて集まる輩が存在します。そして非日常の環境下で人は理性を失います。妬みや嫉みが生み出すいざこざに巻きこまれることもありました。人は魔物が宿っています。疑心暗鬼に陥り、平常心を保つことは本当に難しいです。
自然災害は抑止できません。そして想定外は理由になりません。備えは必要ですが使い物にならない備えは無に帰します。同じことを繰り返したくない、でも誰かがやらねばならない。私はこの経験から小さな使命感を抱くようになりました(選挙に出るとは夢にも思いません)。
今でも生かされた命と思っていますので。
みなさんはどう思われますか。まずは、いつどこで遭遇しても自分自身と大切な人を守るため「自助」について考えてみませんか。
かなざわ敏文
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