2025/9/9
こんにちは。戸屋(とや)です。
本日は、経済学の図表を用いて「自由経済と関税」を考察したいと思います。
(公務員試験や中小企業診断士試験 等で御存じの方もいらっしゃると思います。)
(一部、戸屋(とや)の手書きノートで申し訳ありません。)

↑さいしょに、他国と貿易していない鎖国経済の図を表します。
縦軸に価格、横軸に取引量を引きます。
右肩下りに「需要の推移」、右肩上りに「供給の推移」を引きます。
需要と供給はこのように表します。交わった箇所で取引価格が決まります。
この財は、1個当たり100円で取引されています。
赤色の箇所は消費者の利益となり、青色の箇所は生産者の利益となります。

↑今度は、自由貿易が始まった際の図を表します。
自由貿易が始まれば、海外の安い製品が流入し価格は下がります。
(縦軸=価格は下がり、横軸=輸入量は増えます。)
新たに黄色の箇所は消費者の利益となり、青色の箇所は生産者の利益となります。
自由貿易を行うことによって、黄色の消費者の利益は増大します。⬆️
一方で輸入製品に押されて、青色の国内生産者の利益は減少します。⬇️
大きな視点で見ると、社会全体の利益は増大します。⬆️

↑特定の産業を保護・育成するために、政府が関税を掛けた際の図を表します。
関税を掛けると国際価格(縦軸)は押し上げられ、国内生産者は守られます。
関税を掛けたことによって、赤色の消費者の利益は減少します。⬇️
一方で、青色の国内生産者の利益は回復します。⬆️
さらに、政府は緑色の利益(関税による税収)を受け取り、
同時に、黒色の死荷重(誰も受け取れない利益)が発生してしまいます。
(死荷重(デッドウェイトロス)は社会全体で失われる損失の事で、聞き慣れない言葉ですよね。)
トランプ関税のように、とんでもない高関税を掛けると、
まるで鎖国経済のようになってしまい、世界のメディアでも、
「米国の貿易政策は、時計の針を100年前に戻すようなものだ。」と
言われる所以です。
以上です。
政治を考える上で、隣接領域である経済学の面白い理論を御紹介しました。😊
御一読くださり、誠に有り難うございました。m(_ _)m
【出典・参考文献】
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トヤ マサノリ/45歳/男
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