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細井 藤夫 ブログ

投票日をまえに (とある地方議員の怒り)

2026/2/7

白岡市議会議員 細井藤夫です。

 

与野党問わず、全国の今回の選挙の候補者のみなさま、また、運動に関わられたスタッフのみなさま、演説に足をとめていただきました有権者のみなさま。

本当に、寒いなか、熱のこもった選挙戦を繰り広げていただき、ありがとうございました。おつかれさまでした。

 

私も、地元区から出馬されていた、とある候補者の応援で、何度も応援弁士としてマイクを握らせていただきましたが、とにかく寒く、話をするのも大変でした。

雪国のみなさまは、関東の比ではない寒さと大雪のなかでしたから、疲労も相当なものと拝察します。

 

とにかく、「この時季の選挙は、やめてほしい」という、やり場のない怒りとともに闘った12日間だったというのが、私の実感です。

 

「もらい事故解散」に思うこと - 細井藤夫(ホソイフジオ) | 選挙ドットコム

 

さて、先日のブログに書き忘れた(というより、あえて書かなかった…)ことを、いくつか、書き連ねます。

 

【1月臨時議会という無念】

高市内閣の経済政策として、重点支援地方創生臨時交付金がくばられることになり、白岡市議会令和8年第1回臨時会で、その使い道を議決しました。

白岡市議会令和8年第1回(1月)臨時会の議案と議決結果の報告 - 細井藤夫(ホソイフジオ) | 選挙ドットコム

この交付金、全国どこの自治体でも同じころに議会で議決をしているかと思います。

私は、そもそも「プレミアム商品券」も「お米券」も慎重、というより、反対派ですが、「期限付きの交付金が配られる以上、使わないことは市民の不利益」と考え、賛成しました。

 

令和7年第1回(1月)臨時議会の報告 ~プレミアム商品券発行などの議決をしました~ - 細井藤夫(ホソイフジオ) | 選挙ドットコム (前回の交付金の際に、ブレミアム商品券に慎重な理由を書いています)

「お米券」についての個人的な考え方 - 細井藤夫(ホソイフジオ) | 選挙ドットコム

 

2年連続で、交付金をくばり、「プレミアム商品券」を発行する…、それが、高市内閣の「選挙前の経済政策」というのは、あまりにも情けないと思って、怒りを覚えています。

第1回臨時会で可決した今回の交付金事業の総額は、白岡市で4億2743万3千円。

人口1人あたり、約8200円です。

その中には、「プレミアム商品券」の発行経費など、事務経費も入りますので、実際に届くのは7千円程度でしょう。

 

例えば、以前は5kg1680円で売られていたお米が、今や4千円。

日々のお米の差額分2回分だけで消えていく程度の還元で、「私がやった経済効果をそろそろ実感いただける」などと、嬉しそうにSNSにあげられるのは、あまりにも一般市民と乖離しすぎていませんか?

その原資は、私たちの税金(と国債)です。

手数料で削られて戻されるなら、最初から取らないという選択をすべきではないですか?

 

しかも、各地の地方議会で決定する頃合いをみたかのような解散で、「経済政策をあなたに」。

自民党・維新の会の「バラマキ」に加担させられたことに、怒りを覚えています。

 

【憲法改正の野望】

「私の政権を選んでほしい」といいながら、なかなか、何を基準に選ぶのかを示さなかった高市首相。

2月2日の街頭演説で「選挙後に、憲法改正の議論を推進」と言い出しました。

こんな大事なことを、なぜ、解散前から言わなかったのでしょうか。

これこそ、「高市内閣を選ぶかどうか」の大事な選択肢のひとつではないでしょうか?

 

私は憲法改正に決して否定的ではありませんが、「国民的議論の環境が整い、国民の要望に国会が応じるかたちでの改憲論議」こそが必要だと考えています。

決して、特定政党の思惑で軽々しく取り上げるテーマではないと思っています。

 

ましてや、憲法は、一番上の「屋根」の部分。

その下にある、「柱」や「壁」が不十分では「屋根」は役に立ちません。

 

自民党が「スパイ防止法」を考えているときに、野党側からは「インテリジェンス法」が出ています。

国家の安全保障にかかわる大事な部分の法律が、どのように決まるかによって、「柱」の強度が決まります。

「柱」がまだできていないのに、「屋根」をつくれますか?

 

【皮算用予算案、という怒り】

地方議会は、「3月議会」で、次年度予算案を審議します。

白岡市議会では2月19日に第2回定例会がはじまります。

その議案は、白岡市議会の場合1週間前、2月12日に配布されます。

 

予算案は、「使い道(支出)」だけでなく、当然「お金の入る見込み(歳入)」が計算されています。

 

さて…、高市内閣は、「令和8年度予算案」を提出すらしていません。

 

全国どこの地方自治体も、自分のところだけでは成り立たず、国や都道府県の補助金、助成金を歳入に計上しています。

 

私が、2月12日に見ることになる、「白岡市の令和8年度予算案」は、「国からいくら入る『はず』」という、きわめて不明瞭な根拠で組まれた予算案なのです。

そんな「皮算用予算案」を、まじめに審議して、可決させなくては、市政はまわりません。

しかし、「皮算用」が、もし、実際の歳入にならなかったら…、誰が責任をとればよいのでしょうか。

 

国の予算案の年度内成立は困難です。国の予算案は3月には決まらないといわれています。

 

4月1日、新年度予算を執行しようにも、「国からのお金がまだ決まっていない」と、財政面での問題が起きかねないのです。

 

「予算を決めない無責任」と「皮算用を見過ごす無責任」、どちらを選ぶのが市議として最善か、ものすごく悩んでいます。

 

私は、白岡市議会議員として、白岡市民のみなさまに責任を持ちたいのです。

けれども、令和8年度予算案だけは、どうしても「無責任」を免れないと、先にお詫びさせていただきます。

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著者

細井 藤夫

細井 藤夫

選挙 白岡市議会議員選挙 (2023/04/23) [当選] 550 票
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肩書 白岡市議会議員(会派WAKABA) 産業建設常任委員+議会広報常任委員。 白岡市都市計画審議会委員。 白岡市指定家庭保育室「サクラ保育所」施設長
党派・会派 無所属
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