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視察レポート ― 国分寺市「重層的支援体制整備事業」から得た学び

2025/7/31

「東京都のへそ」にあたる国分寺市に視察に行かせていただきました。

国分寺市の「重層的支援体制整備事業」についての視察です

以下、まとめました

 

1. 地域福祉計画と一体化して“迷わない羅針盤”を確立

国分寺市は重層的支援体制整備事業を地域福祉計画の本体に組み込み、関連4計画(成年後見・自殺対策・再犯防止等)も包含して策定されていました。これにより、部署や年度が変わっても事業の位置づけとKPIがぶれないようにすることが可能となります。国分寺市公式サイト

2. 既存事業を“再編集”してコストを最小化

介護・障害・子育て・生活困窮など既存事業を横串で整理し、多機関協働のパッケージへ。新規予算を膨らませるのではなく、今ある制度を組み合わせて足りない部分を補完しています。国分寺市公式サイト

3. 「丸っとふくまど」で“断らない相談”を実装

毎週水曜、市役所2階に開設された**福祉の総合相談窓口「丸っとふくまど」**では、属性や世代を問わず相談を受け止め、関係機関につなぎます。「まず聞いてもらえたこと」が利用者満足に直結している点が印象的でした。国分寺市公式サイト

4. 支援会議で庁内外の調整を一気に進める

案件が複雑化した場合は、相談支援総合調整会議(複数部局+社協)を開催。決定事項のフォローまでワンストップで行うため、“たらい回し時間”が大幅短縮していると担当者から説明がありました。国分寺市公式サイト

5. タテワリからヨコ串へ ― 職員意識の転換

重層的支援は「制度を動かす前に職員のマインドを変える改革」という位置づけ。窓口対応を拒否型から受容型へ転換するため、接遇研修や評価指標に“受理率”を盛り込んでいるとのことでした。国分寺市公式サイト

6. 地域福祉コーディネーターが伴走

市社協に委託された地域福祉コーディネーターが、アウトリーチと窓口対応のハブを担います。人口約13万人の都市規模でも専任3名体制で回している点は、吹田市(約38万人)が導入を検討する際の参考になります。国分寺市公式サイト

7. 行政の“在り方改革”そのもの

重層的支援体制は**「相談→連携→地域づくり」を一体で回す仕組み。国分寺市の担当者は「これは福祉事業ではなく『行政の在り方改革』だ」ともおっしゃっていました。庁内の枠を超え、“市民の困りごと基点”で動くガバナンス**が不可欠です。国分寺市公式サイト


吹田市で活かすための提案

 

吹田市で取り組んでいる重層的支援体制整備においても、成果の見える化を行って全庁で共有していくこと

まるっと相談カウンターを市役所1階に開設し総合相談窓口の拡大

部署を横断するケース会議を定例的に行い実行力を強化していくこと

こんなことを考えました


まとめ

国分寺市の重層的支援体制整備事業は、**「既存資源 × マインドセット改革」**で“断らない相談”を実現していました。吹田市でも、“まず受け止める”ことがもっともっとできる行政へと前へと進め、市民誰もが安心して相談できるまちを目指していきたいと思います。ご意見やアイデアはぜひお寄せください!

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著者

中西 勇太

中西 勇太

選挙 吹田市議会議員選挙 (2023/04/23) [当選] 2,462 票
選挙区

吹田市

肩書 参政党公認 吹田市議会議員 所属会派 吹田党・参政党議員団
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