いわさき かずや ブログ

参議院議員選挙 2025 厚木市開票所で何が起きた!? 開票トラブル 開票立会人の視点からの記録

2025/10/26

参議院議員選挙 2025
厚木市開票所の開票トラブル

厚木市議会議員 「いわさきかずや」 です。
7月20日投開票で参議院議員選挙が行われました。
早いもので、もう4ヶ月経ってしまいました。
神奈川県内では本日、川崎市の各区において、川崎市長選挙の開票が
行われますが、今回はこの夏の参議院議員選挙の開票のお話になります。

この参議院議員選挙、厚木市では荻野運動公園メインアリーナが開票所となり、
20時の投票締切後、投票箱が各投票所より集められ開票作業が行われました。

今回、この選挙において私は開票立会人として、
比例代表の開票に関わらせていただきました。
20時に集合し、解散は翌午前10時30分の14時間半の立会いとなりましたが、
この裏には、大きな開票トラブルがありました。
開票立会人の在り方や、国民・市民の皆さんから信頼される選挙、
そして今後の開票事務の改善となるよう、記録に残します。

 

その前に…
私は選挙が好きです。

まず、なんでわざわざこんな記録を残すのか。
それは、私が選挙が好きだからです。
民主主義の根幹である選挙というものを本当に大切にしなくてはならない。
そして、平等に与えられた権利である1人1票を、多くの人が行使して欲しい。
このような思いから、昨今の投票率低下への問題意識が強く、
厚木市議会においても一般質問を通じ、
複数回、投票率向上に向けた提案を行っております。

議員に投票率の低下、問題ですよねと聞けば誰もが問題だと返します。
厚木市議会でも全議員で投票率向上に向けた取り組みを行う自治体に
視察(熊谷市・東村山市)を行うなどしていますが、視察を受けての具体的な
動きというものは、他の議員から私の知る限りはありません。
政治家である以上、建前上は
「投票率の低下は問題だ」と誰もが口を揃えますが、
投票率が下がるほど組織票が有利になっていくといった現実がある。
市議会議員の多くが地域や団体といった組織票に支配されている。
こういった状況を変えたい、ということで私は日々活動をしています。
それ故に、ひとりでも多くの人に選挙の大切さを伝え、
投票に行っていただきたい、この選挙の裏側をお伝えすることによって
皆さんの1票がしっかりと反映されている事を知っていただきたい。
そして、1人1票である、貴重な1票を、
しっかりと行使いただけるきっかけとなればと思っております。

 

選挙の陰謀論が嫌い。
不正選挙は無いと思っている。

そして、選挙が好きであるのと、もうひとつ。
選挙に関する陰謀論が嫌いです。
現在の日本の選挙に不正選挙と言われるものは皆無であると考えます。
いわゆる、「票の書き換えが行われている」とか
「票の水増しが行われている」といった類いの陰謀論です。
一番多く聞かれるのが、開票所で使われる区分機(ムサシ)を通る際に、
票が書き換えられるといった、とんでもない主張ですが、
実際に開票立会いをして票を確認すると、そういった主張をしている政党に
投票される方は投票所に油性ペンを持ち込み、投票所備え付けの鉛筆でなく
油性マジックで投票されている事例をよく目にします。

しかし、不正選挙はないものの、不適切な処理が行われる選挙は
少なからず存在すると思っており、まさに今回の厚木開票区における開票事務が
これにあたります。

 

東京都大田区では
2600票の水増し処理が問題に

今回の参議院議員選挙では、東京都大田区が2600票もの票の水増し処理を
行った事が大きなニュースとなりました。
前段で不正選挙は無いとお伝えしましたが、この大田区の事例では
不正に(確信犯的に)票を水増ししている事から、不適切ではなく、不正といった
意味合いが強いのも事実です。
これは、無効票の水増しであり、特定の候補者の得票数や法定得票数、
供託物没収点などの選挙の結果に影響するものではなく、見方によっては
違法ではあるが不正ではなく、不適切とも表現できるのではないかとも思います。
大田区の事例では、元々は不在者投票の投票数を二重計上するという
ヒューマンエラーがきっかけでしたが、今回の問題の裏には開票立会人が
しっかりと機能していたか、そして上位選管(東京都選挙管理委員会)や
総務省からの開票スピードを求める「圧」など現在の開票事務における諸問題も
大きく関係しているものと考えます。

 

開票立会人って何をする人?

総務省のホームページの解説によると、以下のように説明されています。

開票事務の執行に立ち会い、公正に行われるよう監視します。
具体的には、開票手続きの立ち会いや投票の効力の決定に際しての
意見陳述などを行います。
その人数は、3人以上10人以下です

そして、この開票立会人は公職選挙法 第62条の規定により定められており、
具体的な職務内容としては、
公職選挙法 第66条
「開票管理者は、開票立会人立会の上、投票箱を開き」とされており
投票箱の開披における立ち合いが明記されております。

公職選挙法 第66条2項において
「開票管理者は、開票立会人とともに、当該選挙における各投票所及び
期日前投票所の投票を開票区ごとに混同して、投票を点検」
とされており、複数の投票所の票を混ぜて開票する事、
これに開票立会人が立ち会う事が明記されております。

公職選挙法 第67条において
「投票の効力は、開票立会人の意見を聴き、
開票管理者が決定しなければならない」とされております。
これは、いわゆる疑問票(どの候補者への投票であるか判断できない)に対し、
開票立会人が意見を行うものです。

公職選挙法 第70条において
「開票管理者は、開票録を作り、開票に関する次第を記載し、
開票立会人とともに、これに署名しなければならない」とされています。
最終的な開票結果の記録に署名する事が定められています。

 

厚木市における開票作業の実態は

66条の開披の立会いについては、同じ空間に立ち合い人が居るだけで
その現場を間近に確認する事は現在の運用ではできていません。
しかしながら、規定の「立会」は満たしているという判断でありますが、
開票作業の透明化の為にも、立会人が開披台付近で確認できるように
運用を改善する必要があると考えます。
私が初めて開票立会人をしたのは、もう四半世紀前になってしまいましたが
当時住んでいた都内開票所では間近で確認する指示がありました。

66条2項については、厚木市の場合、ひとつの開披台に対し複数の投票区の
投票箱が配置され同時に開披が行われるため、基準を満たしています。

67条のいわゆる疑問票については、疑問票判定として、
しっかりと開票立会人に回覧される為、適切に処理が行われております。

70条の開票録についても、開票結果確定後に開票録に立会人の署名、
捺印が行われており、適切に記録が行われております。

これ以外にも、開票所に届けられた投票箱がしっかりと施錠されているか。
開票処理完了後、投票用紙を鍵付き保管庫に格納し、
当該保管庫の鍵を保管する封筒に封印を行うなどの作業が行われています。

 

厚木市開票所も改善の余地あり

私は厚木市議会の一般質問を通じ、開票作業の透明性確保に対する
要請や提案を行っていた事もあり、開票現場において選管役職者に対し、
現場の状況を互いに確認しながら観覧スペースの拡大が難しくない事を
確認し、改善を求めるなどしておりました。

また、開票の透明化の為に開披開始後に、開票立会人が開披台付近で
開票状況を確認すべきであり、許可を求めましたが、これについては却下され
原則として、開票立会人は立会人席から離れない事を指示されました。
ここについては大きく改善の必要があるもので、後の要請に繋がります。

また、厚木市では私が初当選させていただいた2023年7月執行の
厚木市議会議員選挙の開票においても票数が合わない開票トラブルで
確定時刻が遅れました。(当時のタウンニュース社記事)

 

開票立会人に求められる本来の趣旨
「開票が公正に行われているか」監視すること

先に紹介して総務省ホームページからの抜粋の通り、
開票立会人は選挙の開票作業が公正に行われているかをチェックする事です。

選挙の開票作業の流れについては、
東京都港区のホームページが分かりやすいので紹介致します。
概ね、厚木市の開票作業についても同様の流れで行われています。

各候補者の投票用紙が区分けされると100枚の束を作り、
この束を5束まとめ500枚1組とし、有効票として開票立会人に廻されて
チェックを行う事となりますが、しかし有効票として束ねられた票について、
選挙管理委員会からは、
「機械(ムサシ)で仕分けて正しい票なので、そのまま流して」と開票立会人に
指示をする事が多く見られます。
陰謀論は嫌いですが、選挙管理委員会が
「この票の束の中身は確認する必要がない」
「迅速な開票の為にご協力お願いします」といった要請をする事は問題です。
(厚木市開票所において今回、上記のような要請はありませんでした、念のため)
このような要請の背景には、各市町村選管に対し開票のスピードを求める、
上位選管(都道府県選管)からの圧力が、健全な開票を阻害している!と
私は考えています。
各都道府県選管に言わせれば、総務省からの圧力的なものが…となり
この国の国政選挙の開票事務については、とにかく正確よりスピードな風潮があり
現場責任者は大きな重圧のもとに業務を行っているのも事実です。

しかしながら、開票立会人が「開票が公正に行われているか」をしっかりと
チェックするといった目的を考えると、この束を全く確認することなく、
ただただ開票立会人の前を通過していくだけの儀式を行う事は無意味です。

今回の参議院選(比例区)における開票確定が最も遅かったのが、
東京都葛飾区で翌日の午前11時6分の確定。
こちらは立会人のうち1人が1票1票、1枚づつ入念なチェックをされたそうです。
これをやられると、選管としては立会人の権利だからと阻止する事はできない。
しかし、これは個人的にはやりすぎで生産性がないと思います。
ここのバランスが難しく、課題でありますが、開票立会人の責務として
一定の確認が必要であるという考えから、私は確定票の確認を行いました。

 

確定票の何を確認するか…

私は読取分類機(ムサシ)に陰謀論は持っておりませんし、
その性能と正確性の高さには一定の信頼を置いております。
確定票として立会人に廻ってきた束を軽くチェックすれば、
それが(ムサシで)機械仕分けされた票であるか直感的に判断できます。
(これは中々、文字だけではお伝えする事は難しいのですが…)
機会仕分けされた票については、束の状態でパラパラ捲るだけで
同一票と判断する事が可能です。
しかし、大切なのは確定票の終盤となる束。
読取分類機で処理ができず、リジェクトされた用紙は開票従事者により
手区分にて仕分けされます。
機械的に仕分けができず、従事者により手区分された、
この束こそ開票立会人の責務として、しっかり確認する必要があります。
とりわけ、この参議院の比例区は全国区での選挙となる為、
今回の参議院選挙では候補者数172名、政党団体で16もの選択肢があり
同一の姓や、名前などもある為に困難を極め、ミスの温床でもあります。

 

確定票を確認してみると…

個人票が政党票に混じってしまっていたり、
候補者名に政党名を付記する事は認められているものの
実際の所属政党と異なる政党が記載されているものは、
本来は無効票とされるものが有効票として計上されていたり、
典型的な他事記載として、本来無効票とされる票が有効票とされるなど
実際に今回の厚木市の開票所でも問題が多く見られました。

これは比例代表の開票で全国的に、毎回起きる事案でありますが、
「自由党」の票の扱いについて。
「自民党」は略称として届出されている事もあり、自由民主党の有効票に。
「自民」、「自由民主」等の記載も自民党の得票としてカウントされます。
問題の「自由党」については過去に同名の政党が存在した事もあり、
総務省から無効票とする方針が示されています。
「自由」と記載された票については、自由民主党を省略したものとして、
自民党の有効票とされる方針が示されています。
今回の厚木市の開票においては、
本来無効票とされる「自由党」と記載された票が、
無効票にも有効票にも含まれるという不適切な開票が行われました。
本来は無効票となる「自由党」と記載された票を
統一的に有効票として処理していたのであれば、まだ分かりますが
今回の厚木市の対応は、統一的な処理が必要な開票作業において、
対応した従事者により判断が異なるという最悪なパターンでありました。

有効票から無効票、無効票から有効票に変更された票は50票以上に。
本来は、開票従事者において適切に開票を行わなければならない事は
言うまでもありませんが、これをすり抜けている以上、
適切な開票結果を導くには、立会人がしっかりとチェックし、
誤りがあれば指摘し、是正する他はありません。

開票立会人の席順は当日の抽選となる着席順が決定されます。
私の順番は5番目。
票が私の元に届くまで4人の立会人が居た訳ですが、チェックをすり抜けて
しまっていた現実があります。

 

朝7:00開票確定
と思ったら、ここからが大きな問題に…

様々なミスがありつつも、修正を行いながら、なんとか朝7時に開票確定。
公職選挙法の第70条で定められている、開票録への署名を行う直前、
私が違和感に気づきました。

先に開票が終了していた選挙区で「持ち帰り票」とされているのが7票。
そして、比例区で「持ち帰り票」とされたのが19票。
選挙区と比例区でここまで大きく数字がずれる事は経験上ありません。

そして、開票結果を確認すると、名前に特徴があり、
見覚えのある、某候補の票が開票結果に0票として記載されています。
開票録に署名するギリギリ直前に気づいた訳ですが、
当然にして、開票録に署名することなどできず開票責任者に対し、
0票とされている某候補の票が確かに有効票として、開票立会人の元を
通過していた事を伝え、当該候補の票の捜索を行う事に。

約1時間の確認をした後、捜索していた某候補の票の束が見つかります。
その票数、まさかの44票。
選管は開票確定の際、19票が投票用紙を交付したものの、
有権者が投票箱に入れず、投票用紙を持ち帰ったしておりました。
しかし、今度は25票もの票が実際の投票者数よりも多く投じられた事に。

選挙において、投票用紙持ち帰りは、
ごく一部、発生してしまう事があるのも事実ですが、
持ち帰り票を、開票差異の帳尻合わせに安易に使っている印象があります。
今回の厚木市のように、選挙区7票、比例区19票と
大きく数字が合わない場合、集計そのものにミスがある可能性が高く
本来は、まず開票結果の点検が必要であるにも関わらず、
上位選管からの圧もあり、開票スピードを求めた結果、
今回のように、安易な処理が行われてしまう現実があります。

話は厚木市開票所に戻り、帳尻合わせも効かなくなってしまった今、
比例票の再集計を行う事となり、一旦撤収していた計数機を現場に戻し
朝8時過ぎより、票の束の集計を再度行う事となりました。

この時点で開票立会人も集合から12時間が経過。
立会人の法定最低人数が3名の為、立会人も帰宅組と残留組に分かれる。
(私は指摘をした当事者ということもあり、残留)

再集計の結果、別の候補の票でも、
0票とされているものに、票が入っていた候補。
票が大きく増えた候補
票が大きく減少した候補と当初の集計はめちゃくちゃであった事が分かります。
当初の状態で開票確定をしてしまえば、新聞沙汰は間違えありませんでした。
毎回、選挙の度に、次のような報道がなされます。
投票したはずが…なぜ参院選比例で「得票ゼロ」が相次ぐのか
行政を相手に訴訟となる事もあり、それだけ開票は大切なものなのです。

再集計の後、厚木市開票所では10時に開票確定。
実に集合から14時間が経過しての神奈川県内で最も遅い確定となりました。

 

当落に影響しないなら関係ないではない
有権者の1票がしっかり民意として反映される

当落に影響しないのであれば、たかが数票なんてどうでもいい。
そう思われる方も、多くいらっしゃるかも知れません。
だからこそ知っていただきたいのが、
皆さんの国政選挙での1票は候補者の当落だけではありません。

皆さんが国政政党で投じた1票は、実は投じた政党
または投じた候補者の所属する政党に対して、
税金から「政党助成金」といったかたちで交付されることになります。
その額は任期中通算で1票あたり、約250円。
支持している、応援している政党に対し税金から交付されます。
このようなかたちで当落とは別に、民意が反映されているからこそ
1票、1票大切に、正確に、開票し集計する必要があるのです。

もちろん、お金(政党助成金)の問題だけではなく、
全国比例の特性上、全ての開票を行わなければ当選者が決定しませんし、
やはり各候補者は人生を賭けて立候補に望むことが大半ですので、
立候補者への敬意としても、しっかりと開票を行う事は当然の事です。

 

何が言いたいのか「まとめ」

言いたい放題、だらだらと書いてしまいましたが
今回の大きな問題提起としては

開票立会人はその責務をしっかり果たす必要がある

選挙が公正に行われているかチェックをしっかり行う為にも、
有効票とされる束の確認を行う事が大切である。
また、安易に数合わせに利用される「持ち帰り票」や
無効票についても票数が一致しているかどうかを確認する必要がある。

例えば、今回の大田区の事例についても2,600票もの無効票水増しが
行われれば、通常の比率と大きく異なるは明白であるし、
何よりも開票立会人の目の前に積み上げられた票数が
2,600票(500枚の大束で5個)も差異が生じていれば開票確定前に
本来は開票立会人が、おかしいと指摘しなければいけないものであった。

選挙管理委員会の開票立会人についての考え方

選挙が公正に行われているかチェックをするといった前提に基づき、
現場の市町村選管は開票立会人に対して常に当該選挙が公正に
開票作業が行われている事を示さなければならないし、
それをチェックする体制の構築、環境整備が必要である。

例えば、開披後に投票箱が空である(残票かない)事を確認するには
本来のチェックという意味では、開票立会人は開披後の開票箱を
間近で確認しなければ残票の有無が確認できない。
私が都内で開票立会人を務めた四半世紀前、立会人席まで
空の投票箱が運ばれ間近で確認する事ができていた。 
県内鎌倉市においても同様の方式がとられており、しっかりと投票箱に
残票がない事を確認していたにも関わらず、
本年4月に市議会議員選挙の準備をしている際、前年に行われた
衆議院議員選挙の投票用紙1枚が取り残されている事が判明した。
これを受け、鎌倉市選挙管理委員会は投票箱を片方向からではなく
両面方向から残票確認する事に改めた。
厚木市を例にすれば、そもそも確認項目にも入っておらず、
対応は全く不十分であり、改善の余地があると思いますし、
こういった基本的な部分は各都道府県選管や総務省なりがもう少し
具体的な例示をすることも必要ではないかと私は考えます。

仮に開票のスピード性を求めるのであれば、前述の通り
分類機を用いて仕分けしたものは正確であると言う説明や、
開票所で実際の票を用いて目の前で実演、説明すれば納得もされ易い。
その上で、開票立会人が中身を確認しないことが前提かのような
集計束の結束の方法なども見直すべきです。
(厚木市の現行方式では、束を解き、戻す作業に非常に時間を要する)

また、正確な開票の為にも、手区分された確定票については特に
開票立会人に対し、確認を積極的に求めるアナウンス等も必要でしょう。

上位選管における開票スピードを求める「圧」

今回の選挙においても、各市町村選管に話を聞けば、
各都道府県選管からの開票スピードに対する「圧」がある事を示され、
各都道府県選管は、中央選管(総務省)からの「圧」があると言う。

このスピードを求める「圧」こそが、開票現場での焦りとなり
目の前に大方出揃っている開票結果をなんとか無理やり確定しようとする
帳尻合わせを行ってしまう結果を生んでいると思います。
今回の大田区も、厚木市の一軒も、
スピード < 開票結果の正確性 という上位選管からの方向性が仮に
示されていたならば結果が変わっていたのではないかと思うところもあります。

今回の厚木市開票所においては、我々、開票立会人でさえ
20時集合、翌10時30分解散という14時間半にも及ぶ長丁場でしたが、
開票に従事する職員の一部は、我々より早くから準備を行い、
我々より後に帰宅を行うケースがある事も事実です。
開票立会人は再集計中など、比較的自由に水分補給を含めて
休憩をすることができました。
しかし、従事する職員に明確な休憩等が与えられていた様子は無く、
厳密に言うならば労働基準法に抵触する労働環境であった可能性が
極めて高いと考えます。(開票立会人は労働ではなく法の対象外)
開票時間がトラブル等で長期に渡った際の、休憩に関する取り決め等が
マニュアル等で定められていない事が問題であると感じます。

こういった部分をしっかりと、開票立会人、個人としても
各市町村選管、各都道府県選管、そして中央選管(総務省)と各々が
まずは一度立ち止まってしっかり考える必要があるのではないかと感じました。

厚木市選挙管理委員会には要望書を提出

以上の点を踏まえ、厚木市選挙管理委員会に対しては本年7月31日付で
委員長あてに要望書を提出させていただきました。(A4/全9p)

まずは、自分たちで出来る部分から。
本要望書を受けて、選挙管理委員会では開票所となるアリーナの
現地視察を含めて、前向きな検討、取組みをいただいている最中です。
この経過については追って報告をさせていただこうと思います。

今回は、一般市民の方には少しややこしい内容となってしまいましたが、
これから開票立会人を努められる方には知っていただきたい。
そして、選挙に係る全ての方へ問題定義として
(言いたい放題書いて、あまりうまくまとめられていませんが)
まとめてみました。

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