2022/2/14
こんにちは、横須賀の最年少市議会議員、竹岡力です。
驚きと怒りのブログ更新です。
先週横須賀市議会ではコロナ対策協議会が開かれました。
私は委員ではないのでオンライン傍聴をしましたが、最大の関心事は我々の会派が要望事項として出した【小中学校の端末の持ち帰り学習の推進について】です。
まずこの要望を出した背景を説明します。
横須賀市では他都市に後れをとりながらも、昨年の11月末までには小中学校全校で1人1台端末の配備を終えました。
これにより授業でのPC活用がようやく進み、現場からも様々な事例が報告されるようになっています。
ただ現状では学校の中で授業をするときのみしか使われておらず、例えばそのPCを各自が自宅に持ち帰って、児童生徒それぞれに最適化された宿題に取り組む、ということはできていません。
これではそもそも学校現場に1人1台のPC配備をした目的の1つである、「個別最適化した学び」の実現の足かせになっていると言わざるを得ません。

加えてコロナ禍で臨時休校や学級閉鎖等を実施する学校において、切れ目なく学びが継続できるようオンラインによる学習体制の整備をすることは、文科省の方針のもと全国で求められていることでもあります。
端末を持ち帰ることができれば、学校と家庭をつないでオンライン授業をしたり、授業ができなくてもWEB上で問題を配信して休校中も成長を確認できたり、せめて朝の会のように決まった時間にクラスメイトと画面越しに顔を合わせたりすることが可能になります。
そこで今回のコロナ対策協議会において、私の所属するよこすか未来会議として以下の要望事項を提出しました。
しかしながら、教育委員会から返ってきた回答に愕然とします。
まず現時点で持ち帰り学習はできない、ということです。
近隣自治体がどんどん進めている中で、横須賀市だけが取り残されていくことになる結果にガックリとしました_| ̄|○
また上記に挙げられている課題①・②とも、今に始まったものではなく、コロナ禍になった時点で検討しないといけないものであり、もう2年近く経つ全国一斉休校から横須賀市教育委員会は何を学び、何をしてきたのかがまったく理解できない回答と言えます。
とくに①はあたかも保護者が同意してくれないかのような書きぶりですが、これは端末が配備された頃から取り組んでおくべきだった課題であり、同意書を作成してサインをもらうのにどれだけ時間を要しているのでしょうか。
これだけでも教育委員会の仕事ぶりには呆れるのですが、私の怒りがMAXになったのはこの後です。
教育委員会のやる気がないために、現時点で横須賀市の学校で端末の持ち帰り学習ができないことはもう明らかなのですが、この状態に反して文科省への調査にトンデモナイ回答をしていたことが判明しました。
前述の通り、文科省も端末の持ち帰り学習の推進をしており、1月にオミクロン株拡大への対処方針として「臨時休業などによりやむを得ず登校できない状況に至った場合、切れ目なく学習が継続できるよう、オンライン学習の体制整備・準備を確実に進める」ことを求めています。
そこで教育委員会を通して全国の公立小中学校等を対象とした、非常時における端末の持ち帰り学習の準備状況調査(1月末時点)を実施しました。

その結果、全国の95.2%が端末の持ち帰りを準備済みと回答し、逆に残る4.8%は準備中と回答したとのことです。
繰り返しになりますが、横須賀市では端末の持ち帰りができる状態を教育委員会がまだつくれていません。
ですのでこの調査では全国の4.8%に当たってしまう本当に残念な環境...と思っていたのですが、
なんと、なんと、横須賀市教育委員会は「準備済み」と回答したそうです…!
え・・?
あれ・・・?
「端末の持ち帰りには課題がある」「課題の解決を図りできるだけ早く対応する」と2月9日の議会で回答しているのに、1月末時点で「準備済み」だそうです。
明らかに矛盾していますね。
ここから言えるのは、横須賀市教育委員会は
・準備済みなのに実行していない
・準備ができていないのに準備済みと国の調査に嘘の回答をした
のどちらかの状態にあるということです。
無論、どちらにしても大問題です。
前者であれば、この1か月に横須賀市内の学校で約30件の臨時休校や学級閉鎖が起きている今やらずにいつやるのか、これを非常時と言わずに何と言うのか、その決断力のなさが情けない。
後者であれば、虚偽の回答を今すぐ謝罪して訂正するべきです。
いずれにしても、本当に恥ずかしいことを横須賀市教育委員会は平気でやっています。
質疑の中で「新年度になったらすぐにできるようにする」という言葉もありましたが、信用できません。
準備が済んでいるのなら、今すぐにやりなさい。と強く主張したいと思います。
何より持ち帰り学習ができずに我慢している、たくさんの現場の教員や保護者に対して、あまりにも不誠実であり、憤りが収まりません。
それでは、また次回。
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タケオカ チカラ/33歳/男
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