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東郷 かつみ ブログ

憤りを覚えた野洲市議会最終日;その顛末ー内容以前の問題からー

2026/3/29

なんで怒ったのか

私の怒りの理由、それは中身以前の問題。
議会最終日の2日前23日に、予算常任委員会が行われました。
委員会は欠席2名。一人は忌引き、もう一人(名を書くのも嫌なので書きません)は「体調不良」。
そしてこの委員会で市長提案の予算が反対もなく「委員会可決」されました。
にも拘わらず、最終日の議会で委員会を欠席した議員(体調不良の方)ほか1名の議員(この議員は予算委では賛成)が「緊急動議」で野洲駅前南口整備基本計画事業の予算を削除する修正案を提出しました。

動議提出後の会派代表者会議で強く苦言するも・・

会派代表者会議で私は「予算委員会を欠席した議員が、予算を削減する修正案を出す。もう一人の提案者は予算委員会で当該予算を賛成し、また動議提出に賛同した議員も予算委員会では賛成していた。2日前の委員会で賛成し、本会議で反対の案を出す。筋が通らないのでないか」と強く抗議しました。
提案した会派の代表からは「そんなことは以前から何回もあった。何も問題ない。迷って態度を変える議員もいる」などの趣旨の発言がありました。
ある意味、その通り。法的に、あるいは議会のルールとして「問題」があるわけではありません。
しかし、私の道徳心というか美学というか、あくまで私個人の内なる規律からですが、これを許すことはできません。
私の軸は、付託を受けた市民の皆様に、その判断の変化を説明できるかどうかです。
これを言ったところで、”あの人たち”は「説明できる」とおっしゃると思いますが、私は納得できません。

議会は議論を尽くす場だから・・

本来議会は、一致点=妥協点を見出すべく、徹底して議論を尽くす場であるはず。
それが市民の付託を受けた「代表」としての使命と考えます。
だからこそ、野洲市議会の委員会では「委員間討議」という制度が確立されており、採決の前に意見を戦わせることができるようになっています。
最終的な意思決定の場である本会議の採決の前にも「討論」ができますが、これは言わば「言いっぱなし」で、一方通行です。(この討論で過去に「東郷議員の討論を聞いて判断を変えた」と言われたこともあり、討論は討論で意義はあります)
対して委員会での「委員間討議」は、本会議での討論より少し”フランク”なやり取りであるのが特徴。だからこそ格式張らない本音のやり取りができるという面があります。

意見の違いがあるのは当然。その「違いの理由」を委員会でぶつけ合う重要性

当たり前ですが、市民には様々な考えの方がおられます。
その多様な意見を代弁し、ぶつけ合う委員会。
委員会の採決の前に委員長は必ず「委員間討議はございませんか」と問います。
そこで、議題となっている議案に対する意見を述べ、反対の意見を聞いたり、時に意見を往復させることもできます。
現実には「一致点」を見つけることはなかなかありませんが、自分と反対の意見やその理由を聞くことが大事です。
そもそも、行政の中で百点満点の施策はなく、また多くの市民の意見をすべて聞き入れることは不可能です。
一つの施策を決める中で、「よくわかるけど実現できない」というご意見が多くなるのが現実。
しかし、です。
議論の俎上に乗り、委員会で議論されることが重要なのです。
議員である私と異なる意見の市民さんがおられ、ご意見を伺ったとします。
そのご意見と同趣旨の内容を、もし委員会での討議で聞いていたら「あたたのご意見は私とは違いますが、先日の委員会の討議で議論されました」と答えることができます。ちょっとくどいですが、私はそのように、議会の議論の俎上にできるだけ多くの意見が出されるべきで、それこそ民主的に物事を決める上で、重要なプロセスだと考えています。

だから、何と理由づけされても、委員会の討議をスルーしたことは許せない

前述の通り、議会のルールとしては問題ありませんが、私は看過できません。

修正案への質疑ー答弁で、さらなる醜態

答弁に立つ議員が、質疑内容を一つも理解してなかったのです。
しっかり審議し、判断するため「議案質疑」という制度があり、提案者はその質疑に答弁する義務があります。
質疑は「総括」という形で行われ、いくつかの質問内容をまとめて質疑するので、そのうち1問忘れてしまうパターンはよくあります。
しかし、今回は4問ほど聞かれた内容を一つも理解してませんでした。

原因は、周囲の議員の私語

実は、質疑の間ずっと気になっていたのが、提案者の隣の議員の私語。
私は質問内容に集中して聞いてたのですが、何か”くだをまく”ような言葉をブツブツ言ってました。
その結果起こった上記の醜態。
同じ議会=野洲市議会に所属する議員として、誠に恥ずかしく、また市民の皆さんに対しあまりに申し訳ない事態です。
しかし、これを無かったことにしてはいけない。
膿は出さねばならない、との思いから、遅ればせながらこれを記しました。

議会は議論の場。
その構成員である議員が、それぞれ異なる考えで行動し、動議、修正案等を出すといった議員の権限を行使するのはむしろ歓迎すべきことで、何か考えがあるのなら、どんどんやるべきです。
しかしその前提として、意見の一貫性(いわゆる筋が通ってること)や反対意見にも耳を傾け、一致点を見出すべく最大限努力することが求められます。
道は険しいですが、野洲市議会の正常化を目指してまいります。

 

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著者

東郷 かつみ

東郷 かつみ

選挙 野洲市議会議員選挙 (2025/10/19) [当選] 789 票
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肩書 野洲市議会議員
党派・会派 無所属
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